木漏れ日の下で倒木に座りながら
二人でいろいろな話をする
優芽
陽太
優芽
優芽
まるで、太陽の欠片みたい……
すると、君は綿菓子みたいに柔らかく笑う
陽太
上を見上げて、君は言った
優芽
急な言葉に、ドギマギしてしまう
好き、って……
顔が熱くなって、構えてしまった時に君がこっちを見る
陽太
優芽
意識した私がバカみたい……
思わずうつむいてしまう
陽太
私の顔を覗き込んで、くしゃっ、と私の頭を撫でた
暖かい。
太陽みたい。
優芽
思わず、呟いた
君の温もりが優しくて
何故か、泣きたくなる
陽太
心配そうな顔をする君に、ハッ、とした
藍色の瞳が、刺さるみたいで。
優芽
あはは、と笑いながら君を見た
陽太
陽太
君がふわりと笑った
───幸せだった
君といる時間が
“今だけ”恋をしている時間が───
優芽
優芽
そっと呟いた
木漏れ日の色が赤く染まって
夕日の色はリンゴみたい
陽太
『離れたくないなぁ』
二人の言葉が重なった
優芽
陽太
二人で見つめあって苦笑い
そんな時間も愛しかった
優芽
優芽
寂しいけど。別れたくないけど。
そんな想いを飲み込んだ
陽太
優芽
短い言葉を交わして
この場を去ろうとした
陽太
陽太
君に腕を掴まれた
想像以上の力で
君の手がのめり込むみたいだった
優芽
優芽
陽太
陽太
表情は叫んでいるみたいなのに
声は弱々しくて
白い肌に汗が滲んでいた
優芽
優芽
一番気になった言葉を、言った
今日だけの恋
そんな恋………
やだよ。
陽太
陽太
続く
コメント
9件
続いちゃった笑笑
あ、続くのねw
分かんないw 4で終わりたい笑