テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

この世界を最高に楽しむ方法

第2話 - 首都でのひととき

2023年03月25日

#ファンタジー

#コメディ

#創作

#バトル

バシオ

ここは首都にある冒険者専門店

フレア

お、これなんかいいんじゃない？

ユウ

いやいや、何でこんなゴテゴテしたもの選ぶんですか。

今は服選びをしている。

フレア

え？似合いそうなのに〜。

ユウ

あの〜、フレアさん？

フレア

何？

ユウ

人の服を選んだ経験あります？

ユウ

それも男子の。

フレア

ない！

フレア

でも、なんとなく良し悪しは分かるから任せて！

ユウ

めちゃめちゃ心配なんですけど！

フレア

大丈夫だって。すぐ決まると思うから。

ユウ

(ホントにすぐ決まるかなぁ……)

二時間後……

フレア

全っっっ然決まらなーーい！！！

ユウ

こんなに服決まらないとかあります普通？

フレア

もうどうしたらいいのよ〜！

店員

あ……あの〜。お客様？

ユウ

？

店員

何かお探しですか？

フレア

え？

店員

先程からこの辺りをぐるぐるとしていらっしゃいましたので。

フレア

あ、そうなんですよ！

フレア

今、彼の服を探してるんですけど、どんな服がいいのかさっぱり分からなくて。

店員

そうでしたか。では一緒にコーディネートしていきましょうか。

フレア

いいんですか？

店員

ええ、もちろん。

フレア

ありがとうございます！！

ユウ

どうも。

その後、三人でユウの服を選んでいった。

店員

ありがとうございました〜！

ユウ

やっと終わりましたね。

フレア

まさかここまでかかるとは思わなかったわ。

ユウ

そうですよね。もう夕方ですよ。

フレア

もう宿の方に行ったほうが良さそうね。

ユウ

ですね。

ユウ

ところでフレアさん。

フレア

ん？

ユウ

初めて会ったときもそうだったんですが、持ち物多くないですか？

フレア

え？そう？

ユウ

袋がパンパンじゃないですか。

フレア

まだ余裕あるわよ。

ユウ

そうですか？さっきチラッと中身見えたんですけど……。

フレア

え！？嘘！？

フレアはサッと袋を抱え込んだ。

フレア

何か見えた？

ユウ

一瞬だったのでよく分からなかったです。

フレア

ならよし。

ユウ

でも……。

フレア

？

ユウ

美容品みたいなのが大量に入ってるのは見えました。

フレア

バッチリ見えてるじゃない！！

ユウ

すみません！

フレア

はぁ〜。

フレア

私もね、中身整理しないといけないって分かってるんだけど、良さそうなのを見つけちゃうとね。

ユウ

……どんどん増えちゃうと。

フレア

そう。……はぁ〜。

フレア

どうにかなんないかなぁ、これ。

ユウ

だったら俺が片付けるの手伝いましょうか？

フレア

え、いいの？

ユウ

もちろん。俺、フレアさんと会ってから色々やってもらってるんで。

フレア

ありがとう！

その後二人は、今日泊まる宿へと入っていった。

フレア

ちょっとユウくん！

ユウ

はい？

フレア

それは私が初めて買った香水の瓶だから捨てないで！

ユウ

あ、分かりました。

今はフレアの持ち物の片付けをしている。

ユウ

じゃあこの小箱は捨てても？

フレア

いやぁ～〜！！ダメ！！

フレア

それは私が初めて効果を実感した保湿美容液が入ってた箱なの！

ユウ

もう捨てるものないじゃないですか！

ユウ

どこかで見切り付けないと物が減りませんよ！？

フレア

そ……それは分かってるけど……。

もうかれこれ一時間は経過している。

フレア

でも捨てられないものは捨てられないのよ。

ユウ

う～ん……。

ユウ

……じゃあどこかに置いておける場所とかあったりします？

フレア

置いておける場所？

ユウ

はい。それだったら捨てなくても済みますからね。

フレア

そうねぇ……。

フレア

……あ。

ユウ

？

フレア

あるわ。一箇所。

ユウ

どこです？

フレア

この首都の中心部にある冒険者中央管理局よ。

ユウ

管理局？何でそこに私物置けるんですか？

フレア

そこに冒険者一人一人に荷物がおけるロッカーがあるのよ。そこなら。

ユウ

なるほど。

フレア

じゃあ決まりね。そこにこの荷物達を置くわ。

ユウ

ぜひそうしてください。

フレア

あ、だったらさ。

ユウ

？

フレア

ユウくん、冒険者登録しとく？

ユウ

冒険者登録ですか？

フレア

うん。登録しておけばこれが身分証の代わりになるから便利だよ？

するとフレアは一枚のカードを出した。

フレア

はい。これが冒険者カードよ。

ユウ

へぇ～。あの、フレアさん。

フレア

ん？

ユウ

この、Ａっていうのは何ですか？

フレア

これ？これはその冒険者のランクよ。

ユウ

ランク……

フレア

そう。Ａ+からＥまでで分けられてるのよ。

ユウ

そうなんですね。

フレア

どう？せっかくだから登録する？

ユウ

はい。何かと便利そうなので。

フレア

よし、そうと決まれば早速行こっか。

ユウ

はい。

ドサ。

ユウ

？

フレア

これ、重いからユウくん持って？

ユウ

いやいや、フレアさんの荷物でしょ！自分で持ってくださいよ！

フレア

ケチだなぁ。

ユウ

さっきまで余裕の顔して持ってたじゃないですか！

フレア

分かったわよ。

こうして二人は管理局へと向かった。

作者

どうも、二話目はどうだったでしょうか。

フレア

まぁまぁね。

ユウ

そこそこですね。

作者

あんまり良くなかった！？

フレア

っていうのは冗談で、良かったわよ。

ユウ

いいと思います。

作者

良かった。

作者

では次話も頑張って書きますね！

フレア

ちょっと前回から間が空きすぎてたから投稿の頻度を上げたほうがいいかもね。

作者

り…了解です。

ユウ

まぁ頑張ってください。

作者

ありがとう。

作者

最後に次回登場するメンバーを軽く紹介！

ベルガー

どうも、冒険者中央管理局局長のベルガーです。

ベルガー

局長という座にいるので責任感を持って日々仕事に取り組んでいます。

ベルガー

どうぞよろしくお願いします。

リオン

どうも〜、副局長のリオンだよ〜。

リオン

いつもふわふわしてるって言われるけど、仕事は緊張感を持ってやってるからね～。

リオン

（そうじゃないと局長がめっちゃ怒るんだよね。)

リオン

よろしくね〜！

作者

はい。ということでこの二人を交えた次回もよろしく！

この世界を最高に楽しむ方法

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

バシオ

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

この世界を最高に楽しむ方法

第2話 - 首都でのひととき

作者の他の作品すべて見る

#ファンタジーの新着小説
一覧

関連するタグ

この世界を最高に楽しむ方法

第2話 - 首都でのひととき

作者の他の作品すべて見る

#ファンタジーの新着小説一覧

関連するタグ

#ファンタジーの新着小説
一覧