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3日目 朝
パーカ
パーカ
枕の側に置かれた 読みかけの本に目を向ける
パーカ
本を机の上に置き、 部屋を出て多目的室に向かう
パーカ
ラース
リーブ
ヴァル
3人は、台所と机を行き来し 朝食の準備をしている
パーカ
パーカ
リーブ
パーカ
机に置かれた山盛りのサラダを、 人数分のお皿に分けていく
リコ
リコの挨拶を耳にし、 俺たちも朝の挨拶をする
リコ
パーカ
リコ
パーカ
と言った後 一瞬後ろに気配を感じた
スコル
パーカ
寝ぼけて気配を消し切れてないにも かかわらず、鈍感な俺は驚く
リコ
スコル
そう言って洗面所に向かう
続いてジェミも寝ぼけて 洗面所に向かう
リコ
パーカ
パーカ
リーブ
パーカ
多目的室にいるみんなが 席に着く
洗面所から ジェミがスッキリした顔で出てきた
ジェミ
ジェミの挨拶を耳にし、 俺たちも朝の挨拶をする
が、スコルがいないことに気づく
リコ
ジェミ
リコ
ラース
朝飯を食べ終わった後 俺とジェミとリコは リキトレをするため森の中に来ていた
ジェミ
リコ
パーカ
ジェミ
リコ
…俺は気づいた
ジェミ
2人の後ろに人影があるのを
パーカ
リコ
スコル
ジェミ
リコ
スコル
リコ
スコル
そう言ってスコルは、2人の手を掴み 家の方面へ引っ張って行った…
ジェミ
スコル
リコ
パーカ
パーカ
パーカ
パーカ
……………
…
焼けこげた古民家の中 1人の少女が立ちすくんでいた
少女の目線には、一匹の犬
耳がピンと立っていて 頭から尻尾まで毛がフサフサ
可愛らしい と思った瞬間
その真逆の感情が 少女からヒシヒシと伝わり…
・・-・・ ・・ ・・- --・-・ ・-・-- ・-・・・ ・-・・ ・・ ・- -・-・・ ・-・-- ・- -・--・ ・・--
パーカ
パーカ
…と思わず俺は…
両手を挙げて伸びをした
ォォオオオオオオン!!!
パーカ
パーカ
遠くから カサカサカサ…と聞こえてくる
パーカ
ラースとジェミに教わった通りに 俺は慎重に木に登る
パーカ
パーカ
ガサっと音がした方向を見ると
俺が登った木の高さまで オオカミが 大ジャンプしていた
パーカ
パーカ
パーカ
横から男が飛び出し、 オオカミに大打撃を与え、 オオカミはこの場を去って行った
パーカ
初めて見る超能力に気を取られて ボーッとしていると、 木の下から声をかけられる
パーカ
心配をかけさせまいと 俺は慌てて木から降りる
パーカ
レオナルド
若者だとは思えないくらい 礼儀正しい挨拶 だがよく見ると 俺と同じ歳くらいだった
パーカ
レオナルド
パーカ
パーカ
レオナルド
レオナルド
どうやらこの島に来るのは 15歳になった若者が ほとんどのようだ
パーカ
レオナルド
レオナルド
レオナルド
パーカ
レオナルド
レオナルド
レオナルド
そう言ってレオナルドは 手を差し伸ばす
パーカ
俺は手を取り、握手をする
自分が何者なのか・何を頑張るのか 曖昧なまま握った手からは、 レオナルドの熱い想いが 伝わった気がした
…………ドドドドド
パーカ
ドドドドドドドド…
パーカ
レオナルド
何かを見つけたかのように一点を 見つめだすレオナルド
パーカ
レオナルドの顔色を伺い、 見つめる方向を見た
その瞬間
…女の人が突然飛び乗ってきて、 そのまま俺は下敷きになった
パーカ
レオナルド
パーカ
レオナルド
エアリー
パーカ
エアリー
そう言ってエアリーは 無理矢理俺を立たせる
パーカ
エアリー
パーカ
エアリーの右フックが出た
痛みに耐えようと覚悟した
その時
体格の良い、ワンピースを着た人が エアリーの右フックを止めた
エアリー
その人は何も喋らず すごい力でエアリーを止めている
エアリー
エアリーは左手で離そうとする
その人も喋らずエアリーの左手を掴む
エアリー
ぎゅっ
そして喋らずエアリーをハグした…
パーカ
エアリー
ポンポン…
喋らずエアリーの頭を撫でる……
エアリー
パーカ
レオナルド
レオナルド
パーカ
パーカ
レオナルド
パーカ
パーカ
レオナルド
パーカ
俺は木陰で休んでいる エアリーとピースの元へ行く
パーカ
エアリー
ピース
パーカ
エアリー
パーカ
ピース
ピースは、俺を数秒見つめた後 目を逸らした
パーカ
レオナルド
パーカ
レオナルド
パーカ
納得していると 家の方面から足跡が聞こえてきた
ヴァル
レオナルド
ヴァル
レオナルド
エアリーが立って先頭を歩きだす それについて行くようにピース レオナルドが歩きだす
ヴァル
パーカ
ヴァル
パーカ
昼食後 リビング
俺とヴァルは遠くから まだ落ち込んでいる2人を見守る
パーカ
ヴァル
ヴァル
パーカ
ヴァル
ヴァル
パーカ
パーカ
ヴァル
パーカ
パーカ
ヴァル
パーカ
ヴァル
ヴァル
パーカ
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