きんとき
シャークん
シャークん
きんとき
シャークん
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
あ。
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
きんとき
そう、か細い声で返事をして 医務室を出る。
去り際に、 Nakamuが無言でもう息をしていない兵士に歩み寄っていくのを見た。
その悲しそうな顔を見て、
俺は気付いた。
きんとき
Nakamuに気を遣わせている。
戦闘もダメ、知識もダメ、技術もダメ
俺は……
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
俺が、今絶たれた兵士の命を 思っていることに気付いてか、
スマイルは慣れない笑顔を作る。
スマイル
きんとき
「…………。」
その時、唐突にスマイルがぱっと表情を明るくした。
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
その手には1冊の本。
その時、俺は思い出した。
きんとき
クラスメート
〜中学生時代〜
クラスメート
クラスメート
クラスメート
きんとき
クラスメート
クラスメート
クラスメート
クラスメート
クラスメート
クラスメート
きんとき
きんとき
──15歳、きんとき。
ドカッ………ゴッ
運動したら咳。 笑えば咳。 感情が上昇すれば咳。
バキッドカッドゴッ
何をしても 苦しい思いをしなければならない。
ガッ!
そして…………。
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
多分、生きるのが、下手な人間。
クラスメート
クラスメート
きんとき
クラスメート
クラスメート
クラスメート
クラスメート
足音が遠ざかる音。
次の授業……体育か。
どうせ見学だしな……。
保健室にでも行くか。
そんなどうでもいい事を考えながら、
俺は身体を起こす。
きんとき
きんとき
きんとき
他とは違い、木で施された扉。
可愛らしい丸字で「図書室」。
まぁ、丁度いい。
どうせ保健室が開いてないんだし、 みんながサボりに来てるに違いない。
入ってみるか。
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
司書さんが一人、生徒が一人。
???
やばい、司書さんが話しかけてきた。
サボりに来ましたとか言えるわけないよね?どうするの??
きんとき
???
???
何故か敬語だし。
きんとき
きんとき
きんとき
うわ、 なんだその「ので」の三段活用!?
だが、 司書さんは笑顔で招き入れてくれた。
???
???
???
きんとき
めちゃくちゃ敬語。もう不自然。
引き攣った笑顔で返事をして、
おずおずと席に着く。
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
きんとき
さっき殴られた傷が痛くなってきた。
きんとき
???
きんとき
いきなり話しかけられた。
無口そうな男子だなって 思ってたから、
めちゃくちゃびっくりした。
きんとき
???
???
???
きんとき
確かに、興味は、ある。けど、
きんとき
きんとき
???
???
きんとき
???
きんとき
超勇気出した。
死ぬ覚悟で言ったと思う。
???
そいつは少しだけ驚いた顔をした。
???
???
きんとき
???
???
???
???
きんとき
この日から、彼に毎日 本を教えてもらうようになった。
ちなみに、なぜ本を教えて欲しいと 思ったかは分からない。
そうしなければ、自分が止まったままだと思ったのかも知れないな。
???
???
きんとき
???
???
きんとき
???
きんとき
???
そんな、本の、他愛もない話。
でも俺にとっては、 とても大切な時間だった。
でも、ある日……
彼はぱったりと来なくなった。
きんとき
きんとき
???
???
???
きんとき
???
きんとき
……何だよそれ。
なんで俺に相談しなかった?
俺、あの子の友達じゃなかったの?
???
???
???
???
きんとき
パシッ
きんとき
きんとき
司書さんの反応も見ずに駆け出した。
あれ、俺、 今まで何を見てたんだっけ?
幻覚?妄想?それとも友情ごっこ?
激しい発作が身体を襲う。
息が出来なくなる。
だって、
だっておかしいだろ、
あいつは、
俺を……
???
???
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
それから、多分高校でNakamuと 再会し、やがて軍に入った。
彼は、どうしているんだろうか…。
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
スマイル
そうか。 確かに、こいつなら 自分の悩みとか打ち明けないわ。
納得。
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
きんとき
「本を守ろうとする猫の話」
「大切にされた本は、 いつか持ち主に危機が訪れた時に必ず駆けつけて力になる。」
「人を思う心」
「それが本の力なのだ」
スマイル
きんとき
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
きんとき
きんとき
きんとき
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
きんとき
スマイル
スマイル
スマイル
……To be continued
コメント
10件
スマイルさんの照れ頂きましたァァァァァ!!←誰か止めて
ア…ア…最後のネタ方面もヤンデレ(??)もシリアスも…最高…次回も最高…()