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続き楽しみ!
第2話
なにあいつ、
本当に喰うもん喰ってる怪物じゃん、
外された胸のボタンを片手で閉じながら人通りの無くなった 廊下から教室へと戻っていた
その時
『柚月ちゃん?』
と男の子に呼ばれた気がした、
高畑柚月
声の方を見ると背の高い幼い顔立ちの男の子がいた
そしてその姿を見た途端に私はハッとした
高畑柚月
高畑柚月
『しゅんくん』というのは、
私の幼い頃に隣に住んでいた男の子で
小学生の真ん中あたりで突然引っ越すとだけ伝えられ
それからずっと疎遠になっていた相手で
私の初恋の相手だった
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
柔らかい笑顔で話すしゅんくんは昔と変わらず
幼くて優しい
どこかのどいつとは違って、
道枝駿佑
高畑柚月
道枝駿佑
高畑柚月
まさかそんなこと言ってくれるなんて思ってもいなくて、
声が出てしまう
道枝駿佑
道枝駿佑
今日転入してきたばかりのしゅんくんを見てふと、
高畑柚月
高畑柚月
廊下に私の声が響く
道枝駿佑
高畑柚月
道枝駿佑
高畑柚月
しょうがないなんて思ってない
むしろ余計なことを考えなくて済むからありがたい、
そう思いながらしゅんくんの隣を歩こうとした時
身体が後ろに引っ張られた、
高畑柚月
抱きかかえられるようにして キャッチされた私は
その主を見て驚く
高畑柚月
瞳に光のない高橋くんの姿、
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
道枝駿佑
道枝駿佑
高畑柚月
抵抗したくて離れようとしても 彼の腕の力が強まる一方で
高橋恭平
私の頭を撫でるように手を置いて しゅんくんにそう言う
道枝駿佑
馬鹿、
そんなことしたらしゅんくんに誤解生んじゃってる、
道枝駿佑
高畑柚月
しゅんくんは気まずそうに手を振ってその場を立ち去ってしまった
高畑柚月
つい勢いで彼のお腹に肘を入れてしまって
解放はされた、
けど、申し訳ない気持ちにもなるけど、怒りが勝って、
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
高畑柚月
高畑柚月
高畑柚月
私の怒ってる姿を見たのか、
不敵な笑みを浮かべてる高橋くん
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
しゅんくんに今の私の状況がバレたら、
引かれるどころか、
本当に嫌われちゃう気が、
高畑柚月
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
耳元で名前を呼ばれて ゾクッとしてしまう自分に腹が立った
どうして私があいつなんかに従わなきゃ行けないのよ、
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
こいつにしつけられるなんて、
高畑柚月
高畑柚月
私は自分の教室に走って逃げた、
あいつの顔なんか、見たくない、
見たくなかったのに、
高橋恭平
なんでいるのよ、
高畑柚月
いや、知らない人の振りで乗り越えよう、
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
今日は2人との約束も断って 家に帰ろうとしていたのに、
なんで、いんのよ、
高畑柚月
高畑柚月
ゴミ捨て場の鍵を閉めてその場を去ろうとしたら
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
高畑柚月
高畑柚月
鍵置き場にゴミ捨て場の鍵を置いて
門を出て
早歩きで帰ればなんとかなる、
というか途中で曲がって撒けば、
よし、それでいこう、
私は彼の顔も見ずに
門を出た
後ろに人はいない、
多分
もし居ても次の角を曲がって すぐにまた曲がれば、
高橋恭平
さっき見なくなったはずの
スクバを後ろに掛けた 高橋くんの姿、
高畑柚月
高橋恭平
高畑柚月
やってる事ほとんどストーカーじゃん、
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
なんでその二択なのよ
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
そう言って私に近づいて
首筋にキスをしてくる、
胸元のボタンは、 ひとつ、またひとつと外されて
はだけてしまっている、
高畑柚月
高畑柚月
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
え?
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
高橋恭平
小声でなにか言っていたけど聞こえなくて、
高畑柚月
高橋恭平
高畑柚月
高畑柚月
高橋恭平
高畑柚月
高橋恭平
高畑柚月
私はすぐ近くにある自宅に足を向けて歩き出す
高橋恭平
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
高畑柚月
高畑柚月
高橋恭平
高橋恭平
おかあさん
高畑柚月
おかあさん
おかあさん
高橋恭平
おかあさん
おかあさん
高畑柚月
いるなんて思ってなかった、
というか、 こうなっちゃったら
高橋恭平
高橋恭平
もう、逃げられない、
地獄の偽装生活
始めます、
第3話まで ♡400以上
えっと、
しばらく浮上しない間に、 フォロワー様が、40人近く減っててめちゃ悲しいんですけど🙄🙄
誰か宣伝してくだせぇぇぇ😢