朝と夜のおまえ

しおあきです。 s ionくんのハロウィンビジュが最高すぎたので 先祖返りで吸血鬼の遺伝子を持ったs ionくんと a kkiyくんのお話です！ センシティブな内容は吸血シーンがあるくらいかもです ご本人様には関係ございませんのでファンタジーとして読んでください。 それではお楽しみください！

はるか昔にかつて『吸血鬼』が存在していた。『吸血鬼』は生物の生き血を主食とするため夜な夜な若者を攫っては血の気を失うまで血を抜かれ、多くの死者がでた。

それを阻止するため，近代では各地の聖騎士団が集結し魔女狩りと共に吸血鬼狩りをし、その数は年々減少しバブル時代には吸血鬼は絶滅したと見られる。

しかし近年は先祖返りで吸血鬼の遺伝子を持つ人間が現れた。現在は慎重に調べ保護監視対象とされている。

ｷﾝｰｺﾝｰｶｰﾝｺｰﾝ

とそういうと金髪の青年は長ったらしい授業からの開放感にゆっくり背筋を伸ばしていった。

彼はA kkiy このSTPR学園の2年である。

この世界にはかつて『吸血鬼』と呼ばれる者が存在しており、現在は実質上絶滅したと言われているが実際は人間であるが何ならの血筋で先祖返りをしてしまった者が存在しており、先祖返りの人間を『ドロップ』そして一般人は『ヒューマ二スト』と呼ばれるようになった。

まぁ、『ドロップ』もあまりいないし関係ないけど

そう俯瞰に思っていると、廊下側から自分を呼ぶ声がした。

彼の1つ先輩であるC olonだ。 彼は同じ部活の先輩であり、チームアップなどの司令塔などもしている頼りになる先輩だ。

a kkiyは大きく返事し共に食堂へと向かった。

2人が食堂に着く頃は既に多くの生徒で席が埋まっていたが端の席に見慣れた紫髪の青年が座っていた。

その瞬間a kkiyは少し顔引き攣らせながらc olonと一緒に向かって行った。

あまり話さずだがその2人の周りにはバチバチと嫌な雰囲気が流れていた。

同じ学年であるs ionとは何故か入学当初から非常に仲が悪く、目が合えば常日頃喧嘩や煽り合いは日常茶飯事であった。

そうしてC olonが2人を止めるのがセットで最近では見慣れた光景である。

その言葉を聞きA kkiyはS ionの手元を見ると珍しくトマトスープが置かれていたことに気づいた。

曖昧な感じで返事する彼にA kkiyは何故か少し違和感を感じた。そのため少し探るようにS ionに問いかけた。

するとS ionは少し動揺を見せしどろもどろに返事を返した。

やっぱり、何か隠してる？

第2話 ひみつ