注意
こちらは中国×米国のリョナ作品です。
すべて私の性癖で構成されております。
それゆえ小説としては少々欠陥がございます。
申し訳ありませんが、長くなりそうだったので変なところで終わらせました。
続きはいつか出しますのでご了承ください。
それではどうぞ。
代わり映えもない帰路を歩く。
普段は何の心も動かないような道のはずなのだろう。
しかし背後から聞こえる足音に、何処か異様な雰囲気を感じた。
気のせいだと一度深呼吸をしながらも、歩く速度を上げる。
少しばかり距離は取れているだろうか。
振り返り確認してみようと、一度立ち止まった。
アメリカ
突如として、首に電流と思しき鋭痛が走る。
一瞬全身の筋肉が硬直した後、身体の自由が利かなくなり地面へ崩れ落ちた。
アメリカ
相手は何が目的か、そもそも誰なのだろうか。
振り返る間もなく、首に紐が巻かれきつく絞められる。
アメリカ
抵抗しようと思考するも、力が抜けてしまったようだ。
力の入れ方すらわからない。
アメリカ
アメリカ
血流が停滞している感覚に、ぼんやりと霞んだような頭痛を覚える。
血液で脳の血管が破裂してしまうのではないかとも感じた。
時間経過に連れ、酸素を欲し喘ぐことすらままならなくなる。
口を開くことしかできないが、それでも息は吸えない。
窒息し、脳が死を悟ったのだろうか。
脳内麻薬による妙な陶酔感に包まれ、意識を落とした。
失神の浮遊感から目を覚まし、記憶を辿りながら瞬く。
一先ず、呼吸が阻害されていないことに安堵した。
目を擦り前方を見渡す。
失神の前と景色が全く異なっていると知ると、安堵は一瞬で掻き消された。
自分が地面ではなくコンクリートの床へ俯せになっていることに気づく。
横を見るとスタンガンやナイフ、針と糸も視界に入った。
立ち上がろうとするが思うように身動きが取れない。
おそらくは脚が足首と太股で一本ずつ束ねるように縛られているのだろう。
しかし動けないのは、それ以上に身体が重いからだと感じた。
何かが乗っかかっていると察知し振り返る。
中国
見るとお前はロープを手に持ち、俺の腰の上に跨がっていた。
嫌悪を滲み出すような言葉に合わず、表情では愉快そうに此方を嘲笑っている。
アメリカ
アメリカ
混乱と屈辱感に、冷静さを欠き怒鳴る。
お前はそんなもの聞こえないと無視するように、俺の手首を掴んだ。
咄嗟に振り払うと、お前はスタンガンを取り此方に見せ付けてくる。
瞬間的に、電気が皮膚に当たる鋭痛を思い出した。
アメリカ
中国
脅すように、スタンガンを首元へ近付けられる。
もうあんな目に遭いたくないと思い、腕の力を抜いてしまった。
そんな自分に羞恥を感じながらも、そのまま両腕を後ろで縛られていく。
すると納得したのかお前は立ち上がり、次は俺の目の前でしゃがんだ。
中国
哀れむような声色を使い此方へ語りかける。
アメリカ
アメリカ
せめてもの威嚇として、床に伏せたまま暴言を吐く。
中国
中国
アメリカ
表情は見えないが、煽るような声にやはり腹が立つ。
そもそも身動きが取れないのは自分が一番わかっていた。
体制が辛くなり、せめて横向きになろうと身体を揺らす。
お前はその様子を暫く見物すると、俺の肩や胸部を押し俺を正座にさせた。
針に糸を通し、此方に向ける。
アメリカ
黙れと言ってしまったことがいけなかったのだろうか。
制止を完全に無視し、俺の唇に針を刺し口を縫いはじめた。
アメリカ
粘膜に細く穴が空き、糸の繊維がその傷を刺激していく。
細かな痛みが何度も繰り返し、その度痛む場所も増える。
顔を背けると頬を掴まれ、押さえ付けるように膝上に乗られた。
逃げられないまま、引き裂かれるような痛みに身をよじる。
アメリカ
発音がしにくくなり、とうとう口を閉ざされ玉留めされる。
口内に広がる血の味が気持ち悪い。
怒りと恐怖に駆られ、意味もなくお前を睨みつけた。
アメリカ
中国
そう言うとお前はしたり顔を浮かべ、俺の上から退く。
俺の後方に回り何処かへ移動したと思えば、姿見を俺の前に置いた。
口を不格好に留められている自分の姿が映る。
糸は赤く染まっており、そこから伝うように血液が滴り落ちている。
自らの有様を眼前に、どうすることもできない。
アメリカ
中国
涙をこらえていると、お前はしたり顔で俺を嘲た。
次は何をする気なのか、ナイフで俺の衣服を切り裂いていく。
何をされるかわからない恐怖心に、抵抗することができない。
上裸にさせられると、風で撫でられるような肌寒さを感じた。
次はいったい何をされるのだろうか。
アメリカ
唸り声を出し、なんとか対話を試みようとする。
するとお前は背後から抱き着くようにし、俺の腹部にナイフを当てた。
ひやりとした嫌な冷たさが腹の中心に広がる。
寒さなのか恐怖心なのか、全身が小刻みに震えて止まらない。
恐怖を煽るためか、腹をナイフでなぞられ焦らされる。
いつ刺されるのか全く分からず、気が狂いそうだ。
アメリカ
何度も首を左右に振り拒否感を示す。
こんなことをしたところで、お前は喜ぶだけで罪悪感など抱かないだろう。
しかし合理的判断などができる状況ではなかった。
零れだした涙が傷に染みる。
この緊張感が続くならば、いっそのこと早く終わらせてほしいとすら感じた。
アメリカ
激しくなるばかりの心臓の鼓動に疲れ、息が切れる。
すると俺の様子を見飽きたのか、突然鳩尾にナイフが入り込んだ。
身体の内部が潰れる鈍い音を聞いたと同時に、鋭い疼痛が襲う。
アメリカ
冷えていた腹が一瞬にして熱を持ち、一瞬にして傷口から血が溢れ出す。
ナイフを抜かれたら死んでしまうと感じたが、感じただけで何もできない。
そのまま腹筋の白線に沿うように腹が裂かれていく。
アメリカ
アメリカ
叫んだ勢いで糸が唇を裂き、口内に更に血液の味が広がる。
痛みと恐怖のことしか思考できず、それが脳の中で交互に点滅する。
今存在する痛みと恐怖に脳を鷲掴みにされているようだ。
アメリカ
アメリカ
続く
コメント
1件
えあ…好き…