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雪積もる山の中、主とハウレスは スキーへと来ていた。
主
ハウレス
主
主
ハウレス
ハウレス
主
主
そして、主の両手をとり、後ろ向きで滑るハウレス。
主
ハウレス
主
ハウレス
そう、照れるハウレスにわざと イタズラっぽく、主は言う。
主
ハウレス
今度は、ハウレスが離す気もない手をわざと離そうとする仕草をとり、 イタズラし返した。
主
ハウレス
主
そして、ハウレスに手を引かれ、 主は山の景色を見る。
主
ハウレス
主
ハウレス
主
主が何を伝えようとしているのか意図を組んだハウレスは、主へ微笑み、 告げる。
ハウレス
主
ハウレス
そして、下まであっという間に来ると、ハウレスは、自身の右手だけを主の左手から離し、隣に並び立つと主の方を向いてきく。
ハウレス
主
先程より、体のこわばりが減ったようにしっかり立つ主にハウレスも大丈夫だろうと左手も離そうとした。
ギュッ
ハウレス
主
ハウレス
ハウレス
照りつける太陽に照らされた白銀の 世界をリフトの上から見る2人は 手を繋ぎながら話をする。
主
ハウレス
主
と照れながら笑う主にハウレスは 微笑み言う。
ハウレス
しかし、ハウレスは心で思っていた。
ハウレス
ハウレスは葛藤していた。 主と一緒に居たい気持ちと主のためにその手を離し、ボスキの元へ返すべきなのではないかという気持ちとで…。
主
名残惜しそうに、ハウレスと繋いだ手を見る主にハウレスも名残惜しそうに主を見ていう。
ハウレス
そう切なそうな微笑みで主を見る ハウレスに主はいう。
主
主
主は不安を隠し、ハウレスとのデートを楽しむことに集中することにした。
そして、頂上に着くとハウレスは主をリフトから降ろした先で手を離す。
ハウレス
主
ハウレス
主
そして、主が言われた通りにゆっくり滑る後ろからハウレスもついて滑っていく。
ハウレス
主
というと、主は怖かったのか、 言われた通りにし、止まる。
ハウレス
主
ハウレス
主
屈託のない笑顔でそういう主にハウレスは先程の自分の考えが馬鹿らしくなりつつも、1度感じてしまった疑念を取っ払うことまでは出来なかった。
ハウレス
ハウレス
主
主
そして、2人はそれぞれに違う想いを抱え、下まで滑って行く。
下に着く頃、あれ程晴れていた空にはまたどんよりとした雲がかかった。
主
ハウレス
主
ハウレス
ハウレス
主
ハウレス
ハウレス
ハウレスは、迷っていた考えに終止符を打つことに決めた。
食事処
ハウレス
主
ハウレス
主
ハウレス
主
そして、ハウレスが店員に注文した後、主とハウレスは話す。
主
ハウレス
主
ハウレス
主
ハウレス
ハウレス
主
ハウレス
主
ハウレス
ハウレス
ハウレス
主
主
と無理に笑顔を作りハウレスに笑う主にハウレスは続けようとしていた言葉を喉の奥へ飲み込み、店員がテーブルにのせてくれたオムライスを見て、 当時を思い出し、主と共に食べた。
ハウレス
どんより曇り空の下、2人はこれ以上、スキーを続けるのは危険と判断し、下山することにした。その帰り道。2人は互いに肩を並べ歩いていたが、ハウレスが立ち止まり、主へ伝える決意をした。
ハウレス
主
そして、立ち止まるハウレスに主も振り向くと、ハウレスに向き直りその場で立ち止まる。2人の距離は1mほど離れていた。
ハウレス
主
ハウレス
そして、主は、ハウレスから 全てを聞く。
主
ハウレス
主
と泣き出す主に抱きしめようと伸ばしかけた右手を引っ込め、動かしかけた足を止め、その場で立ったまま ハウレスはさらに告げる。
ハウレス
主
そういうと泣きながら主は、ハウレスに走って行き、ハウレスを抱きしめると自分からハウレスにキスをする。
ギュッ
ちゅっ
しかし、ハウレスはそんな主を抱きしめることも主のキスに応えることもなかった。
主
ハウレス
主
ハウレス
ギュッ
そんな声をあげ泣き続ける主を抱きしめながら、静かにハウレスも頬に涙を流し泣いた。
主が泊まる部屋
ムー
主
ムー
主
ムー
主
タッタッタッ
そして、ムーが居なくなった後、布団にダイブし、枕に顔を押し付け、声を押し殺し、主は再び泣いた。
2階の執事達が泊まる部屋
ボスキ
ハウレス
ボスキ
アモン
フェネス
そして、みなはハウレスの周りに 集まり、ハウレスは全てを話す。
ボスキ
アモン
ハウレス
フェネス
ボスキ
アモン
フェネス
ボスキ
アモン
ハウレス
抜け殻のように力のないハウレスはそういう。そんなハウレスのそばにつき、フェネスがハウレスを慰めた。
主が泊まる部屋
主
主は、泣き疲れ、グッタリしながら、ベッドで横になり、天井を見ながら 独り言を呟く。
主
そんな時、扉がノックされる。
コンコン
ボスキ
主
アモン
主
主
精一杯、声を出し、部屋の外の2人に告げた。
ボスキ
アモン
ボスキ
アモン
主
そして、扉の向こう立ち去る2人を他所に主はハウレスのことを考えていた。
主
そして、主は再び顔を手で覆うと 泣き続けるのであった。
2階の執事達が泊まる部屋
フェネス
ボスキ
アモン
ハウレス
アモン
ハウレス
ボスキ
ハウレス
フェネス
ボスキ
アモン
ボスキ
フェネス
ハウレス
そう、苦しそうに拳を握り床に手を付き涙を堪えるハウレスに誰もそれ以上何も言うことはなかった。 そして、そんなハウレスをみんなは慰めながら、主のことを想い心配するのであった。
おわり