別邸の執事達が泊まる部屋
コンコン
テディ
ムー
ムーです。
ユーハン
ハナマル
テディ
ハナマル
主様に何かあったのか?
ムー
ユーハン
ムー
多分、泣いていたのではないかと…。
テディ
ムー
ユーハン
ハナマル
ユーハン
テディ
ハナマル
ムー
テディ
それから、ユーハンは2階の執事たちの所へ事情を聞きに行くと戻ってきて、ムーに別邸の執事達が泊まる部屋でそのまま待つように言うと、ハナマル、テディ、ユーハンは廊下に出て話をする。
廊下
ハナマル
テディ
ハナマル
テディ
ユーハン
ハナマル
今、あいつは1人だ。誰も傍についてねぇ。こんな状況で、何をするかわからない。
ユーハン
一応、ボスキさんとアモンさんが、様子を見に行かれたようですが、扉の前で帰されてしまったそうです。
テディ
ユーハン
ハナマル
テディ
ユーハン
ハナマル
これでも、人生、生きてんだ。
俺が〇〇を外に連れ出す。
ユーハン
テディ
〇〇さんをよろしくお願いします。
ハナマル
ユーハン
今の状況では…。
テディ
ハナマル
そういうと、右手をあげヒラヒラ振るとハナマルは主のところへ歩いていく。その後ろ姿を見送り、ムーが待つ部屋にユーハンとテディは戻った。
主が泊まる部屋
主
この指輪を外せばなかったことに出来るかな…?でも、そうしたら、私は他の誰とも会えなくなる…。それは、嫌だな…。でも、ハウレスともう別れたって事実を受け入れることも出来ない…。
私が、病気だってことも知らなかったことには出来ない…。私が病気でさえなければ…。
自分を責め、現実を受け入れられず 苦しむ主。そこへ扉がノックされる。
コンコン
主
ハナマル
ちょっといいか?
主
ハナマル
起きてた?なぁ、俺これから飲みに行こうと思ってるんだが、一緒に飲みに行かないか?
主
もう、本当に無理なのかな…?)
ハナマル
部屋に入るか…。)
ハナマル
主
主
ハナマル
もう、入っちまった。
あ~あ~目ぇ赤くなってんじゃねぇか…。明日、腫れねぇように冷やさねぇとな。ちょっと待ってろ。
そういい、1度部屋を出ると冷たい タオルと水と氷の入った桶を持ってきたハナマルはタオルを絞り、 主に手渡す。
ハナマル
主
ハナマル。
主
そう思いながら、主はハナマルから受け取ったタオルを目を瞑り、瞼の上に顔を上に向け右手でタオルを押さえながらあてる。
ハナマル
主
ハナマル
主
ハナマル
それは、変わらねぇ。
ずっと。
主
ハウレスも昔、同じこと言ってた…。
でも…別れちゃった…。
ハナマル
ハナマル
そういうと、ハナマルは主が座るベッドサイドの左隣に座り、天井を見ながら言う。
ハナマル
そう考えると男ってアホだよな。
自分でフっといて、引きずるなんてよ…。
主
ハナマル
そのままでいいんだよ。〇〇の良さがわからないやつのことなんか忘れちまえよ。俺がいるだろ?〇〇には。いや、他にもいるじゃねぇか。
主
ハナマル
ハナマルは怒りにも似た感情を抑えると主にいう。
ハナマル
そういうとハナマルは、主を抱きしめ耳元でいう。
ハナマル
主
でも、私が思う感情がもし、病気から来るなら私の心はニセモノだよ…?いいの?
ハナマル
主
みんなを好きでいていいのかな…?
私、異常なんじゃないのかな…?
ハナマル
異常じゃない。ただ、懐がでかいだけだ。1人に収まるような女じゃないだけだ。ただ、それだけだ…。
主
そういうと、力のなかった主は、ハナマルの背に自身の腕を回しハナマルを抱きしめる。
主
ハナマル
今日を忘れたいなら、俺が忘れさせてやるからさ。だから、もう、泣くな。
主
そういいながら、涙を流し、 ハナマルの温もりを感じる主。
主
主
ハナマル
主
ハナマル
それに、外はもう暗いから誰にも〇〇の顔なんて見えねぇよ。
そういい、体を離すと、主の涙を右の人差し指で優しく拭うハナマル。
主
じゃぁ、顔洗ってくるから待ってて!///
そう泣き晴らした顔で主が笑うのに 対し、ハナマルも笑って頷いた。
ハナマル
主
ハナマル
居酒屋の個室
置き手紙だけをテーブルに残し、 主とハナマルは飲みに来た。
ハナマル
そういや、腹も空いてるんじゃないか?夕飯食べてないだろ?
主
ハナマル
主
ハナマル
主
ふふっ。こんな時でも、人ってお腹空くんだね。不思議…。
ハナマル
生きてんだから。
主
ハナマル
今はデートだからな。
主
なら、焼酎と焼き鳥なんてどう?
ハナマル
そうしようぜ!
主
そして、主は辛い出来事などまるでなかったかのように、ハナマルと美味しく楽しい飲みをするのだった。
主
ハナマルも食べる?///
ハナマル
主
ハナマル
主
ハナマル
絶対、言わないからさ!
食べちまえ!
主
ハナマル、連れてきてくれて、ありがとうね///
私、きっとあのまま1人でいたら、もっと病んでたかもしれないから…。
だから、ありがとう///
ハナマル
主
ハナマル
じゃぁ、酒もじゃんじゃん頼め~!
めいいっぱい今日は、飲むぞ~!
主
そして、2人はたくさん飲み、食べ、話をし、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう…。
主
ハナマル
2人は御屋敷へと仲睦まじく 帰っている途中であった。
主
ハナマル
主
ハナマルの左腕に両腕を回し、右手はハナマルの左手と繋ぐ主が、ハナマルの腕に胸を押し付け、顔を覗き込み 尋ねた。
ハナマル
てかさ、〇〇、くっつきすぎじゃねぇか?///
主
ハナマル
当たってるんだが?///
主
といい、わざと胸を押し付ける主に
ハナマル
主
ハナマル
主
そういうとまっすぐ向き直り、ただ、ハナマルと手を繋ぎ、2人並んで御屋敷への道を帰る主たちの頭上から雪が降ってくる。
主
ハナマル
主
月の花びらみたい…。
ハナマル
なら、月の花が散って積もってる花びらの絨毯を俺たちは歩いてることになるな~。
主
ハナマルってさ、意外にロマンチスト?
ハナマル
主
今日は、本当にハナマルが来てくれて良かった///
ありがとう。大好きだよ///
ハナマル
辛い時はいつでも、俺を頼れよ。
全部、俺がちゃんと受け止めてやるからさ。
そういい、左隣を歩く主の頭を右手を伸ばして撫でるハナマルに主はホッとしたように微笑む。
主
ハナマル。
そして、主が立ち止まる。それに合わせるようにハナマルも立ち止まった。
ハナマル
主
下を向き、照れながらいう主の左手を繋いだまま、主に向き直ると主の顎に右手の人差し指と親指を当てハナマルは、主の顔を上に向かせる。
ハナマル
そう微笑むとハナマルは優しく主の唇にキスをする。
ちゅっ
主
そして、そっと唇を離し、ハナマルは主を見つめいう。
ハナマル
主
ハナマル
主
ハナマル
そうして、2人は、繋いだ手を離すとお互い抱きしめ合いながらキスをする。
ちゅっちゅっレロレロ
主
雪月花の下、2人はお互いの想いを 確かめ合うようにキスをし続けた。
ハナマル
主
体も熱くなってきちゃった…///
でも、ハナマルは酔った人とはしてくれないもんね…。
ハナマル
…はぁ…はぁ///
主
ハナマル
〇〇が嫌じゃないならだが…////
主
ハナマル////
その声でハナマルは、主の左手を取り宿屋へと行くのであった。
宿屋
主
ハナマル
〇〇いいのか?これ?///
そういい、ベッドの上、互いに一糸まとわぬ姿で互いを求め、ハナマルは、主の秘部の突起物をさすりながら、主へキスをし、主は右手でハナマルのを扱きながらハナマルのキスを受け入れていた。
すりすりすりすり
主
はぁはぁ...///
シコシコシコシコ
ハナマル
俺もすげぇいい…///
はぁはぁ…///
ちゅっちゅっレロレロ
主
ハナマル
そして、ハナマルは、一旦、主から離れると主の両足の太ももに手を当て、主の足を開くと、主の秘部の突起物に口をつける。
ぺろぺろぺろぺろ
主
ハナマル
はぁはぁ...///
ぺろぺろぺろぺろ
主
主は、ハナマルの頭に両手を 当て感じ続ける。
ハナマル
もっとしたら、イッてくれるか…?)
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ
主
もぅ…イッちゃう…////
ハナマル
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ
主
ビクビクビクンッ
主
ハナマル
はぁはぁ...///
主
ハナマル
ぐちゅっ
そういうと、ハナマルは、主の秘部の入口に中指を軽く入れ、これから 入れるよ~と合図する。
主
ハナマルのちょうだい…///
ハナマル
そして、ハナマルは、左手で主の右の足首あたりを痛くないよう掴み、右手で、自身のイキリ勃ったモノを支えると主の秘部の入口に当て、ゆっくり 入れていく。
ズプ…ズプ…ズプン
主
ハナマルの入ってきたぁ…////
ハナマル
はぁ…はぁ...///
そういうと、ハナマルは主の下腹部に右手を優しく当てる。
主
ハナマル
はぁはぁ...///
主
今、1つになってるのが嬉しい…///
ハナマル
なら、動くからな///
途中でも痛かったら言えよ?///
はぁはぁ...///
主
ハナマル。
そして、ハナマルは、主の下腹部から右手をどけ、主の右足首を掴んでいた左手をどけると、上体を主の方へ寝かせ両肘を主の横につき、左手で主の頭に手を当て主にキスをする。そんなハナマルの首に両手を回しキスを受け入れる主。その状態でハナマルは腰を動かし、主の中をゆっくり出たり入ったりする。
ちゅっちゅっレロレロ
主
ハナマル
ズポッ…ズポッ…ズポッ…
そして、1度、主から唇を離すと主を見つめながら荒い息でハナマルは 尋ねた。
ハナマル
はぁ…はぁ…///
主
ハナマル
そういうハナマルに主は、照れながらハナマルの耳元でいう。
主
ハナマル
そう煽るなよ…///めちゃくちゃ抑えてんのに…////
はぁはぁ...///
ズポッ…ズポッ…ズポッ…
主
抑えなくていいよ…///
私もハナマルが欲しいから…///
ハナマル
後で腰痛くなっても…////
はぁはぁ...///
主
壊れるくらい愛して…////
はぁはぁ...///
ハナマル
もう、我慢できねぇ…///
そういうとハナマルは、激しく主の奥に響くように腰を打ち付ける。
パンッパンッパンッパンッ
主
ハナマル
そう、主の耳元で囁きながら、 主の左耳を舐めるハナマル。
ぺろ…ぺろ…ぺろ…ぺろ
主
うん…好きぃ…////
ハナマル…大好きぃ…////あっあっ///はぁはぁ...///
ハナマル
一生大事にするからな…////
俺から離れるなよ?///
はぁはぁ...///
パンッパンッパンッパンッ
主
うんっ…////離れないから…ハナマルも離れないでぇ…///
そうハナマルにしがみつく主の唇に キスを落とす。
ちゅっちゅっレロレロ
主
ハナマル
離れねぇよっ。俺は何があっても絶対だ。約束してやるからっ。くっ…///だから、その証に〇〇に俺のを注いでやる…///
そうしたら、一生、俺の首に首輪つけられるだろ?///はぁはぁ...///
主
そして、2人は再び深いキスをするとハナマルは一層主の中を激しく突き、2人は果てる。
パンッパンッパンッパンッパンッ
ちゅっちゅっレロレロ
主
ハナマル
ビクビクビクンッ
ビュービュービュルリッ
そして、唇を離す2人は息を整えながら、お互いを見つめ合い愛を伝える。
主
はぁ…はぁ…///
ハナマル
〇〇。はぁ…はぁ...///
そして、シャワーを浴びた2人は宿のベッドで、ハナマルが主を後ろから包み込むように抱きしめながら、窓の外の雪が降る上空の月を眺めていた。
ハナマル
主
とイタズラに笑う主に参ったという顔のハナマル。
ハナマル
主
ハナマル
主
ハナマル
主
ハナマル
主
そして、2人はひとしきり笑うと、窓の外の月をしばらく見て、着替えると宿屋を後にし、雪月花の下、真夜中の雪道を恋人繋ぎをして、お互い満たされながら御屋敷へと戻って行った。
おわり