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白紙に声を響かせて

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白紙に声を響かせて

8 - 弾ける狂気

♥

181

2023年11月19日

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s h k

ッ……はぁ

結局俺は

解体してしまった

大切な親友を、自らの手で

kn に命令されたとはいえ

恐怖に勝てない自分が情けない

目の前にある原型を留めていない brだったもの

視界に入れないように 布で覆う

s h k

ごめんな...

ずっと

手の震えが止まらない

今の俺は

きっと いい子 のフリができない

knから暴力と

暴言を浴びることしかできない

s h k

Broooock...

s h k

俺はさ……

ここにはいない人

俺は一人語りかける

口に出すことを躊躇いながらも

心が限界なのか 我慢できず吐き出してしまう

s h k

知らない人のところに

s h k

親友の臓器を渡すなんてできない...

s h k

でも...knにバレたらだめでしょ...?

s h k

だから

s h k

考えたんだよ

s h k

...俺の臓器で偽装すればいいって

多分俺はしんでしまう

臓器を取り出して 生きるというのは 今の俺には確実に無理だ

親友を守れるのだから なんの抵抗もない

誰かのためにしねるだなんて 俺には十分すぎるしにかた

正しい選択のはずなんだ

もう使われていない部屋

brの臓器を隠すには 適した場所だと思った

n k

な ッ......!

n k

びっくりした...shkか

咄嗟に持っていたものを背中に隠す

s h k

どうしてこんなとk...

nkの足元に目を移すと

ナイフやロープ

様々な凶器

s h k

誰を殺すの?

s h k

nk自身?

s h k

見ちゃった俺?

s h k

それとも他の誰か?

n k

それは……

言いたくないのか

たじろいで目を逸らすnk

s h k

まさかだけど…

s h k

brを殺した...とかじゃないよね...

s h k

第一発見者さん

n k

違うっ...!

n k

俺じゃない...

n k

俺じゃないもん ッ...!!

必死に訴えかけるnk

s h k

自殺って確定してないでしょ?

n k

shkは……

n k

俺を疑うんだね

s h k

可能性があるってだけで...

nkは背を向けて手を見つめる

n k

もう俺のこと...

n k

信じてくれないんだ...

冷酷なnkの声

俺は彼の言うことを 否定できなかった

s h k

ここしかないよな...

先程の地下の部屋が使えないのなら

隠せる場所は俺の部屋くらい

掃除も部屋全体をするのは不可能

掃除しないであろう場所に 複数箇所分けして隠す

s h k

見つかりませんように...

俺は自室をあとにする

臓器は監視下にはない

見つかるかどうかは

正直運次第

俺は収納箱から 必要な道具を選別していく

一度きりのチャンス

失敗は許されない

一人分の臓器があれば

お金はしばらくなんとかなる

俺の死体は解体されないはず

お金が尽きたあとも

brの臓器は隠したし

持ち出されない

きっと大丈夫

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コメント

2

ユーザー

えええええッ...、!?!? 親友の為にタヒぬだなんて想像もつきませんでした...🤔 でも最高です🤤(((

ユーザー
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