/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
5月2日午前0時00分
りょうた
ねぇ、僕
りょうた
流石にやりすぎなんじゃないの？
涼太
涼太
何がだよ
りょうた
りょうた
バイトだよ、バイト
りょうた
りょうた
そりゃあさー、家賃とかもあるしお金稼がないといけないのは分かるけど、どう考えても詰め込みすぎだよ
りょうた
引越しにコンビニ、おじさんとこの喫茶店
りょうた
1日2回はバイトしてるじゃん
涼太
うるせー、関係ねぇだろ
涼太
俺の自由だ
りょうた
りょうた
だから僕にも関係あるんだってば…
りょうた
僕は君なんだって何回も言ってるよね？
りょうた
りょうた
つまりさ、君が疲れると僕にもその疲労が来るんだよ
涼太
涼太
だから久しぶりにメッセしたのかよ
りょうた
りょうた
そうだよ、
りょうた
君が眠いと僕も眠いからね
涼太
涼太
眠いって、
りょうた
りょうた
まぁ、こればかりは口で言ってもわからないと思うな
りょうた
りょうた
実際に体験してもらわないと
涼太
涼太
体験って、
涼太
涼太
それって俺とお前が入れ替わるって事か？
りょうた
りょうた
そうだね
涼太
りょうた
出来ないけどね
涼太
そんなこと出来るのか？
涼太
涼太
クソがッ！！
りょうた
りょうた
そのくらいで怒らないでよ
りょうた
りょうた
ほんと気が短いなぁ…
涼太
涼太
うるせー
涼太
こういう性格なんだから仕方がねーだろ
涼太
涼太
って、どーせ知ってるだろうけどよ
りょうた
りょうた
もちろん。
りょうた
僕自身の事だからね
りょうた
りょうた
でも昔は違ったよね
涼太
涼太
昔？
りょうた
りょうた
中学校入学するまではそんな性格じゃなかった
涼太
やめろ、
涼太
思い出したくねー
涼太
あんなバリバリの陰キャだった頃なんて、今となっちゃ黒歴史だ
りょうた
りょうた
そーだね
りょうた
すぐに泣いたりしてたもんね
りょうた
りょうた
喧嘩腰で話すこととかもなかったし
涼太
あーあー、うるせーぞ
涼太
少し黙れ
涼太
つーか眠いし、俺寝るぞ
りょうた
りょうた
そうだね
りょうた
僕も疲れたから休むとするよ
涼太
涼太
疲れたって、お前は何もしてないだろ
りょうた
りょうた
してるよ
涼太
何を？
りょうた
バイトとか
涼太
それは俺だ
りょうた
僕は君だよ？
涼太
うぜぇ…
涼太
とにかく寝る。じゃあな✋
りょうた
うん、おやすみ✋
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
