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トントン
でも、、俺も会いたい奴がいるんだ
風和
？
風和
どんな人なんだい？
トントン
わからん、
トントン
昔の事だから名前も、覚えていない
風和
そうか、
風和
なら私も君の人探しを手伝おう
トントン
え
トントン
そんな笑生きているかもわからないのに
トントン
気持ちだけで十分だ笑
風和
、、
風和
そんな事いったら私の知人も生きているかわからない
風和
そんな知人を探すついでだ
トントン
、、！
風和
暇つぶしには最適じゃ無いか笑
トントン
優しいんだな
風和
私は優しくなんて無いよ
ｶｷｶｷｯ
風和
、、ただの醜い人間だ
トントン
、
トントン
なぁ！
風和
ん？
トントン
知人はどんな感じなのかは覚えてないのか？
風和
詳しくは覚えていないが、
風和
君みたいにすぐ無理をして
風和
でも涙は見せてくれない
風和
強い子だった事は覚えているよ
トントン
へぇ
トントン
じゃあさ覚えてる範囲で昔の話してくれんか？
風和
まぁ良いだろう
風和（昔）
、、
一度本当に死のうとしたことがあったんだ
全部全部嫌になってしまってね
風和（昔）
風冷たいな、、
風和（昔）
きっと海に落ちたら
死んでしまうだろう
そう思いながら
一歩ずつ足が進んでいたと思う
やっと解放される
そう思った瞬間に、ある少年に腕を掴まれたんだよ、
ーーーーーー
何やってんだよｯ！
それから彼とはよく話すようになった
風和
私が覚えているのはそれくらいだよ
トントン
そうなんか
トントン
でも偶然だな
風和
？
トントン
昔俺も崖で誰かと会った気がする笑
風和
もしかしてだかね、、
トントン
？
風和
いや、、何でも無い
トントン
そろそろ俺も仕事に戻るな
風和
あぁ
風和
お大事にね
トントン
ありがとう
トントン
ﾃｸﾃｸ）
風和
変な想像をしてしまったね、、
風和
さ、私も仕事に戻ろうか、
カキカキｯ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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