地下室から脱出するためリオルがロープに手を伸ばそうとした瞬間、装置が再び異常なほどの光を放ち、さらなる雷を生み出そうとする。
ジャミル
カリム
装置の歯車が止まらないまま高速回転し、周囲の砂をさらに巻き上げていく。
その光景を見たリオルは、歯を食いしばりながらサーベルを抜く。
リオル
彼の瞳が鋭く光を放つ。次の瞬間――
リオル
リオル
彼のサーベルが闇を切り裂くように振り下ろされると、装置の歯車が一瞬にして停止する。
まるで時間が切り取られたかのように、全ての動きが鈍り、雷の光も収束していく。
ジャミル
カリム
リオル
その言葉に全員が一斉に動き出す。
ティッカーが通気口のレバーを作動させ、天井の一部が開く。
リオル
ロープを掴んだリオルがカリムを引き上げ、ジャミルも続く。
数秒後――装置の制御が解除され、歯車が再び猛回転を始める。その瞬間、巨大な雷が装置を貫き、地下室全体が崩れ落ちる。
カリム
ジャミル
カリム
地下室での死闘を生き延びたリオルたちは、寮の広場に集まった。
カリム
リオル
リオル
ジャミル
リオル
ジャミル
カリム
リオル
リオルの次の目的地はポムフィオーレ寮となった。そこには一体どんな秘密があるのだろう
to be continued
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