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薄暗い牢屋の通路に、規則正しい足音が響いていた。
金属の靴音が止まった、その先に...
青
その声を聞いた瞬間、俺をゆっくりと顔をあげた
桃
鉄格子越しに視線が絡む。
警官服に身を包んだまろは、昔と変わらないはずなのに、どこか遠い存在に見えた。
青
桃
ないこは笑った
罪を犯して捕まった人間とは思えない、どこか無邪気で、昔と同じ笑い方だった
青
俺は視線を逸らした。だってこいつにはとっくに心を閉じているはずだったから
あの日、別れを選んだのは自分だ
青
桃
青
桃
鉄格子に指をかけてないこが覗き込む。その距離の近さに気が少し緩んでしまった
桃
桃
青
桃
この一言で心にひびが入ったような気がした
青
ないこは弱っているわけじゃない。
分かっているのに、その可愛さも、計算かもしれない誘惑も、全部
桃
名前を呼ばれた瞬間、 閉じていたはずの感情が、一気に溢れ出した
青
桃
ないこはそう言って少しだけ目を伏せていた
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
鉄格子の影が、ないこの顔に落ちる。
その中でも、昔と変わらない瞳だけが、真っ直ぐ俺を見ていた
桃
何も言えなかった。 警官としてなら、言うべき言葉は山ほどある。 罪、規則、距離、立場
青
気がつけば名前を呼んでいた
青
桃
それでもないこは少し安心したかのように笑った
桃
青
ないこはさらに一歩、鉄格子に近づく
桃
図星だ、見てしまえば戻れなくなる
桃
青
青
桃
沈黙が落ちる 遠くで別の見回りの足音がした
まろは鍵を握ったまま動かない
青
逃すつもりはない、少なくとも 今は...
桃
青
桃
青
桃
桃
最近♡の数も嬉しいのですが、コメントされると特に嬉しいです。
わがままかもしれませんがコメントお待ちしております🙏