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バグラ
燈真
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『ただの幼馴染だったのに』
燈真
低い声が耳元で聞こえる
うるせぇ
燈真
バグラ
布団を頭まで被ると、小さく笑う声がした
燈真
この声に、ため息をつく
……ほんと面倒くせぇ
ゆっくり身体を起こすと、ベッドの横で立っている男と目が合った
五十嵐 燈真
身長188センチ
無駄に顔が良くて
無駄にモテて
無駄になれなれしい
そして
俺の幼馴染
バグラ
燈真
バグラ
燈真
即答
意味が分からねぇ
燈真は俺の机に腰掛けながら、ヘラっと笑った
朝からその顔を見ると調子狂う
燈真
バグラ
燈真
バグラ
燈真
図星だった
舌打ちすると、燈真は楽しそうに笑う
昔からこいつはこうだ
人をからかって遊ぶのが好き
なのに嫌いになれないのが1番腹立つ
燈真
燈真
バグラ
燈真
バグラ
燈真
デカい図体のくせに甘え方がウザい
結局、床に落ちていたブレザーを拾って投げると、燈真は「さんきゅ」と笑った
バグラ
燈真
バグラ
燈真
バグラ
燈真
人の話を聞け
燈真は満足そうに立ち上がる
その瞬間
ぐしゃ、と頭を撫でられた
バグラ
燈真
バグラ
手を払う
でも燈真は気にした様子もなく笑っていた
燈真
バグラ
燈真
バグラ
本当に
昔からずっと、こいつの考えてることだけは分からない
燈真
バグラ
燈真
そう言って部屋を出ていく
静かになった部屋で、1人でため息をついた
バグラ
でも
燈真が来ない朝を、少しでも想像した事がないわけじゃなかった
その時の俺はまだ知らない
この関係が、ずっと続くわけじゃないことを