この作品はいかがでしたか?
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そして、 僕達は食事が終わり、 それぞれ片付けをして部屋に戻るヒョンたち。
でも僕は、 部屋に戻らずにブイヒョンの部屋に行って嫉妬させたことを謝りに行こうとする。
すると、 後ろからそんな僕を呼ぶ声が聞こえた。
JIMIN
少し緊張している様子のジミニヒョン。
そんなジミニヒョンを見るのが初めてで、 思わず僕も緊張してしまう。
JIMIN
JUNGKOOK
V
その声に振り返ると、 ブイヒョンが部屋から物凄い形相で顔を出していた。
…ブイヒョン…?
何となく、 ぱっとジミニヒョンの顔を見てみると、 ジミニヒョンはものすごく焦った様子でブイヒョンを見ていた。
JIMIN
JIMIN
ジミニヒョンがそう言うと、 ブイヒョンは「うん…」と言って部屋に消えていった。
どうしてあんなにブイヒョンの瞳には何も映していないんだろうか…。
また、 真っ黒で、 何も映してなくて…、 寂しそうで…、 少し僕を拒絶しているような…。
JIMIN
そう言って、 ジミニヒョンは僕を部屋に招き入れた。
JIMIN
単刀直入に言われ、 どういうことかわからない僕は、 頭の中にハテナが何個も浮かぶ。
…ブイヒョンの様子がおかしいのは何となく知ってるけど…、 どうして僕に聞くんだろう。
僕が恋人だから…? それとも僕だけまだ聞けてなかったからかな…?
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
JIMIN
どこか混乱しているかの様子のジミニヒョン。
こんな取り乱したジミニヒョンを見たのが初めてで、 また僕は焦る。
それになに…? 「捨ててないだろうな?」どういうこと…?
JUNGKOOK
僕がそう言うと、 ジミニヒョンはハッとした表情で僕に「取り乱してごめんね」と謝ってくれる。
JUNGKOOK
JIMIN
ジミニヒョンが少し躊躇(ちゅうちょ)したあと、 僕にわけを話そうとしているのか決心したような表情をして、 僕を真っ直ぐ見つめた後口を開けた。
そんな時だった…。
V
何かが割れる音と、 ブイヒョンの荒々しい声が聞こえてくる。
すると、 そんな時、 僕よりも早くジミニヒョンがブイヒョンの部屋へと走っていってしまった。
僕も心配になって、 ジミニヒョンの後をすぐに駆けつけてみると…、
そこには、 手首からたくさんの血を流しているブイヒョンが立っていた。
周りにはたくさんのガラスの破片。
割れた音っていうのは、 窓を割った音なんだろう。
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
ブイヒョンに何度も呼びかけ、 止めに行くジミニヒョン。
SUGA
そう言って、 シュガヒョンとジンヒョンがブイヒョンの部屋に集まる。
すると、 その光景を目にした2人のヒョンは、 大きく目を見開いて立ち尽くす。
SUGA
V
V
V
V
そう言って笑っているブイヒョンは、 背筋が凍るほど怖かった。
さっきまで見せてくれたいた笑顔とは断然違うくて…、 まるでその表情はブイヒョンじゃなくて別人のようで…。
V
そう呼んだブイヒョンの声はすごく小さくて、 僕の耳には届いてなかった。
それでも、 僕は呼ばれたような気がして、 返事をする。
JUNGKOOK
V
V
V
V
V
「捨てたんだよ」…? どういうこと…?
すると、 そのブイヒョンの言葉を聞いたヒョンたちはいっせいに僕を見る。
しばらく静寂して、 誰も話さない中、 先に口を開いたのはジミニヒョンだった。
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
酷く声を荒らげているジミニヒョンに、 ブイヒョンは一雫の涙を流して「どうしたの?」と聞くばかり。
必死にジンヒョンとシュガヒョンがジミニヒョンを落ち着かせようとしているのに、 僕はなにもせず立ち尽くして、 ただぼーっとテヒョニヒョンを見つめる。
SUGA
シュガヒョンはそう一言言うと、 ジミニヒョンを連れて、 ジンヒョンも付き添って行ってしまった。
二人きりになった瞬間、 僕のからだはすぐにブイヒョンの元へと動いて、 強くブイヒョンを抱きしめていた。
何があったの…? ブイヒョン…っ!
こんなことして…っ、 血まで流して…、 どうして……。
V
黙っているブイヒョンに、 僕は1度離れて顔を覗いてみた。
その顔は涙でぐちゃぐちゃになっていて、 酷く歪んでいた。
その目にはやっぱり僕は映っていなくて…、 いや、 僕を映そうとしてなくて…。
コメント
23件
動画にあったものと凄く似ていたので…違ったらすみません!
あの…主さんって…動画出してますか?
とても面白かっです☺️続き見たいです!