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2024年02月29日

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ナム

ホソガ〜?

病室に戻ってみるとホソガはいなかった。 ただ、窓ガラスが割れている

ナム

え?
ホソガ…?

ナム

どこ行ったんだよ…!

それからたくさん、 たくさん探したけどホソガは見つからなかった。

ナム

どこにいるんだよっ、クソっ

ユンギ

ナムジュナ、そんな焦っても見つからないよ

ナム

じゃあなにすればいいんだよっ
もう3日目だよっ
警察にも連絡したし、

ユンギ

…ホソガはたぶん生きてるよ。

そりゃ…そうであって欲しいけど 今更なに核心のないこと言ってんだよ ユンギらしくないんだよ

ナム

俺は証拠が欲しいっ
ホソガが生きてるって証拠が

ユンギ

…証拠ならあるよ

ナム

え?

ユンギ

ナムジュナがいないとき、
俺ホソガから言われたんだ

ナム

なんて言ってた?

ユンギ

ナムジュナのこと嫌いだって
もう会いたくないんだって

ナム

へ…?

ユンギ

で、自分の世話してくれる人がいるからその人のところ行くってさ、

ナム

そんなことホソガが言うはずないだろっ…

言うはずない 俺のこと好きだから付き合ったんだよね… 言うはずない ホソガが、 そんな無責任なこと

でもほんとだったとしたら…?

ユンギ

言ったんだよ、嘘じゃない

ナム

そんな…っ

ユンギ

だからもうホソガのこと追うのやめな

ユンギ

あいつ嫌がってんだ

ユンギ

わかった?

ナム

そのとき、 頭に電流が走った感じがした。 あ…思い出した…

ナム

ユンギ…

ユンギ

あ?

ナム

俺がホソガのことどのくらい知ってると思ってんの?

ユンギ

だから言ってんじゃん

ナム

ホソガがさ、そんなこと言うはずないだろ、

ナム

言うはずない、俺にはわかる

ユンギ

…お前あとで後悔すると思うよ

ナム

いいんだ、それでも

ナム

俺は核心が持てたから

ホソガのとこに行かなきゃ どこにいるかわかんないけど あいつも会いたがってると思うから

ナムジュナ元気かなあ…? 会いたいな〜

グク

ヒョン!おはようございます!

ホソク

あ、おはよ〜

グク

ヒョンの怪我も結構良くなりましたね!

ホソク

そう?よかった〜

良くなってるか… ジョングガには悪いけど 今日はちょっと外に出ようかな…? 時間がないから

夜、ジョングガが寝てしまったあと こっそり外に出た 薬を見つけるために

ホソク

ふう、

薬はどこにあるんだろう? 東京タワーにもないって言ってたし…

ジミン

あれ〜?ホソクさんじゃーん!

ホソク

…ジミン。

ジミン

生きてたんだね、

ホソク

死ぬわけないだろ

ホソク

ねえ、聞きたいことがあるんだ、

ジミン

なあに?

ホソク

薬どこあんの?

ホソク

時間ないんだよ、俺らには

ジミン

…言うわけないでしょ

ホソク

まあいいや、
さっきから気になってたんだけど〜
お前が持ってる紙切れなあーに?

ジミン

…チッ

はあ、戦闘態勢に入っちゃったよ めんどくせえなあ

ホソク

僕さ、今めっちゃ調子いいんだよね

ジミン

…だからなに?

ホソク

…君を殺せるってことだよ、

ジンは何かを僕に投与したらしい 僕の戦闘能力が格段と上がっていた。 へんな超能力も使えて、 ジミンの腕、足の骨を全部折ってしまった。

ジミン

あ…っ

ホソク

気絶したの?

正直怖い 人の骨を折っといて 言えるような立場ではないけど 自分でもコントロールが効かないから怖い

ジミンの手の中にある紙切れを見てみると、 「ミン・ユンギの家 解毒剤」 と書いてあった。

ホソク

ユンギって…
ハハっ、俺の友達じゃん、

いや、もう友達じゃないか… 見張られてたんだね

ホソク

クソっ…

でも手がかりは掴めた。 一歩前進だ。

ホソク

…はあ

人を傷つけたときは いつも 最後に苦しくなる 自分が下劣なやつだって自覚して。 苦しい…

ホソク

ナムジュナ…会いたいなあ

嫌いになったわけじゃなく 今でも会いに行こうと思えば行けるけど ただどうにもならないこともあって 手を離してしまわなければいけないことがある

とても切ないけれど 誰より大切な人で、 誰より好きな人だから

ホソク

会いたいよ…

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