今日分の実況を取り終え リビングでゆっくりしてるところ
us
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俺一人の空間に、長い沈黙が訪れる
今まではこの時間も好きだった
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"他の人のほうが面白かった"
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分かってるのに 気にすることじゃないって そんなことないんだって 応援してくれる人のほうが多いって
でも、いつの間にか 頭から離れなくなる
今日の撮影は、rtさんの家に 16時集合だ
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us
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rtさん家の玄関前
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ピンポーン
rt
ガチャッ
rt
rt
us
us
rt
us
誰かと居たかった、 というのは言わないでおこう
rt
us
rt
us
us
俺は、もやもやしたままの気持ちを 誤魔化すように ソファにどかっと座る
そのままなんとなく スマホを手に持ち、電源をつける
us
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俺はわざとソファから遠くの机に スマホを置いて、ソファに座り直す
ぼーっとしながら付いてもいない テレビの方を見つめる
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rt
us
rt
us
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rt
rtさんは俺の隣に腰掛ける スマホに目を向けて、続ける
rt
ふとした優しさに、 涙が零れそうになる
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rt
rt
us
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rtさんは相変わらずスマホに 視線を落としたままで
でも、それが今の俺には ありがたかった
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俺は、そっぽを向いて ソファに浅く座る
そのせいで、パーカーのフードが 顔にかかる
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しばらくそのまま ズルズルとソファを降りていくと、 ドテッと音を立ててソファから落ちる
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反動で、声が漏れる
rt
us
us
rt
us
rt
us
rt
rtさんが、俺の頭をそっと撫でる
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rt
us
us
俺は驚きと、安心からか 喋るのを忘れていた
us
rt
us
us
rt
us
楽しい けど、心のどこかで "違う" って誰かが叫んでる
us
ピンポーン
rt
rt
us
パタパタ……
rtさんが玄関にいる間に、 そっとソファにかけてある ブランケットをとる
顔まで深くかぶってみる
us
じわっ と出てきた涙をそっと拭う
us
この気持ちが知られたら、 俺が俺でなくなってしまう気がして
gtさんへの気持ちが知られたら、 もうここにはいられないから
us
主
主
主
主
主
主
主
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