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美琴
美琴
そんな独り言を言って肉を焼く 味付けをして”2つの”お皿に盛り付けて 2階にそのお肉を持っていく
美琴
美琴
美琴
美琴
美琴
彼女は動くことの無い人に向かい 話を続ける
その部屋には男の子と女の子の形をした 何かが手を繋ぎ座っている
しかし両者は動くことも話すことも無い 彼女はただ空虚に話しかける
その行動が他の人と違うということすら 彼女は思うことは無かった
私はいつも1人だった
何処にいても1人だった
学校にいても話しかけてくる人は みんな私を罵倒する
家に帰れば両親に暴力を振るわれる毎日
そんな毎日に私の心は徐々に壊れだし ついには何も感じることはなくなった
そんなある時私の隣にある家族が 引っ越してきた
それが峰 夏海ちゃん
私の世界を救ってくれた人だ
夏海ちゃんは私と同じ学校に通い たまたま私と同じクラスになった
そこで私がいじめにあってるのを見て 初めて止めてくれた人だ
それに便乗して今まで何も言わずに ただ眺めていた人たちも次々に声を出した
そうして私はいじめから開放された
それをきっかけに仲良くなり夏海ちゃんの 幼なじみである圭太くんとも仲良くなった
仲良くなってからある日のこと
私の体に傷やアザができてるのを見て 夏海ちゃんは心配してくれた
でも私はこの傷やアザのことを言えない いや、言えなかったんだ…
それを話せば余計に心配されちゃうと 私はそう思ってたから
だから傷のことは適当な理由をつけて 話さないようにしようとした
そしたら夏海ちゃんは 「お願い話して…」 真剣な顔をして私にそう一言言った
一緒にいた圭太くんも話して欲しいと…
その言葉に私は涙が止まらなかった
生まれて初めて頼れる人、相談ができる人心から信頼できる人に会えたのだから
その真剣な眼差しに私は泣きながら 傷やあざについて話した
すると2人はある計画を立ててくれた そして日をかけて私の両親を 新たな世界にと送り出してくれた
その後両親をどうするか悩んでいた時
1つ思いついたのだ
それなら食べようと……
私の体は普通のものを受け入れる事の無い 特殊な体になっていた
だからご飯もろくに食べれなかった
でもこれは違った……
とても…とても美味しかった
初めて心から美味しいと思えた
こんな気持ちになれたのは2人のおかげだ
私なんかのために2人はここまでしてくれその行動に私は強く心を打たれた
そしてこの瞬間から私は決めていた 今度は私が2人の役に立とうと
でもその目標はあくまで目標 私が望むものでは無い
私が望むものはこの何気ない時間
2人と楽しく話してるこの時間
この時間が私の望むものだった それを邪魔するやつは許さない
私と圭太くん夏海ちゃんの3人の 世界を壊そうとする人は私が許さない
そういった意味で目標である 2人の役に立とうと決めたのだ
私は2人が幸せならそれでいい
その幸せは私の幸せなんだから
美琴
美琴
美琴
美琴
美琴
美琴
美琴
人の形をした何かに向かい話しかけ その2人を抱き寄せた