この作品はいかがでしたか?
263
この作品はいかがでしたか?
263
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
主
楼羽
主
主
主
楼羽
主
主
主
俺は俺という存在の意味がわからなかった
俺は昔からなんでも出来た
やろうと思えば"なんでも"
勉強も運動も、政治のことも
全部理解することが出来た
だから、そうそうに子供のする遊びに飽きた
だから、"俺"は、
地図を広げてその土地の歴史などを勉強することにハマった
そんな俺を誰もが気味悪がった
親も、先生も、友達も
俺を褒めてくれる人はいなかった
ある男の子が俺に向かってこういった
「おまえ、そんなへんなあそびしててへんなの」
俺はその時理解できなかった
だから、思ったことを素直に言ってしまった
「おまえがしてることのほうが面白くないしへんじゃん」
それを言った次の日から俺はいじめにあった
そんな小学校生活が嫌だった
だから中学に上がるとともに引っ越した
中学校では出来る限り目立たないようにした
でも、素直に思ったことを
その日
たまたま呟いてしまった
周りの目が痛かった
苦しくなった
俺は引きこもった
次はどうすればいいんだろう
そんなことをずっと考えた
俺は何が欲しい?
俺はどうなりたい
俺はみんなに好かれたい
人と友達になりたい
俺は猫かぶることにした
人に愛されたいから