優願
ッ…退いて…
天音
…兄ちゃん……
父
おい、金は?
優願
…はい。5万
優願
……(また稼がないと…)
優願
……
優願
……(疲れた)
天音
……兄ちゃん…入っていい、?
優願
入ってくんな。どっか行け。
優願
こんな兄で悪かったな。
天音
……うん…
優願
……ん…寝てたか…
優願
…仕事…
優願
……
優願
……
優願
…(今日はここ…)
モブ
もしかして優奈ちゃん?
優願
はい。
モブ
え〜可愛い〜♡
優願
……今日はよろしくお願いします。
モブ
もちろん♡
優願
……
あれ…
なんでだろ。
吐き気がして…
フラフラ…する…
優願
……全然足りない…
優願
もっと欲しいのに…
優願
足りない…
優願
今日は…5人相手して10万か…
優願
あと一人相手して帰るか…
優願
……(また朝帰りになっちゃった…)
優願
…
倒れる
あれ…
身体が動かない…
…限界…だったのかな……
天音
兄ちゃん、!!!!!!
優願
…あれ……
天音
大丈夫、?
優願
ッ……
無理に立ち上がろうとする
天音
兄ちゃん、!
優願
…ッ…どっか行け…
天音
に…兄ちゃ…
優願
どっか行け!!!!!!
優願
…
家を出る
天音
兄ちゃん!!!
優願
ッ…
優願
ッッ…
走れ…止まるな…
優願
ッ…はッ…はぁ…
優願
…何やってんだろ…
優願
…こんな……馬鹿みたいなことして……
気持ち悪い
よくこんな馬鹿みたいな ことできるよな。
一緒にいるだけで 吐き気がする。
なんでお前なんかが 生きてるんだ?
下品な奴…
きっと馬鹿に違いない。
この家の恥だ。
生きてる価値ないじゃん…
もう、死ねよ。
優願
ッ…!
優願
嫌…ッ
優願
…嫌だッッ…
優願
助けて…ッ…
紫久怜
…優願!!!!!
優願
ッッ…
優願
…紫久怜……?
紫久怜
そーだよ…
優願
…紫久怜も…きっと俺の事…生きてる価値ないとか思ってるんでしょ…?
紫久怜
は、?
優願
全部…知ってるよ、?
紫久怜
何が…
優願
…死んでくれって思ってるんでしょ…?
紫久怜
…なんでそんなこと考えねぇといけね……
優願
知ってるから!!!!!!!
紫久怜
ぇ…
優願
…全部知ってるよ、!!!
優願
俺の事…死んだってどうでもいい人種だって、!!!
優願
もうなんなんだよ……
優願
好きでやった訳じゃないのに!!!!!
優願
何がいけないんだよ、!!!
優願
もう…死にてぇ…
涙を流す
紫久怜
……
紫久怜
優願。
優願
なんだよ…
紫久怜
…目を背けてるのは。お前の方だろ。
優願
は…そんなこと……
紫久怜
俺は知ってる。
紫久怜
お前は限界になればすぐ被害妄想するよな
紫久怜
自業自得なことを全部人のせいにする
紫久怜
それは…どうなんだよ…
優願
ッ……