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黒尾鉄朗
白石汐凪
もぐもぐと パンケーキを頬張る白石。
目をキラキラさせて、 ハムスターみたいで可愛い。
奮発して新幹線代を出した 甲斐があったものだ。
一緒に来た夜久達も 気を利かせてくれて別行動だし、
これは実質デート…。
白石汐凪
黒尾鉄朗
白石汐凪
黒尾鉄朗
浮かれる気持ちを押し殺して 俺は席を立った。
白石汐凪
女子生徒
女子生徒
白石汐凪
白石のクラスに来ると、
午前中の店番をしていた クラスメイトが騒ぎ始める。
男子はガッカリしてる ヤツもいるらしい。
俺は彼氏気分で 白石の頭を撫でた。
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
女子生徒
白石汐凪
顔を真っ赤にして
困ったように 俺を見上げる白石。
はぁ…、可愛い。
白石汐凪
白石汐凪
黒尾鉄朗
白石汐凪
黒尾鉄朗
白石汐凪
女子生徒
白石汐凪
黒尾鉄朗
ノリノリな白石の友達が 持ってきた衣装に、
白石は渋々頷いたのだった。
黒尾鉄朗
白石汐凪
更衣室から出てきた白石。
赤い頭巾と フリフリしたワンピース。
対して俺は耳と尻尾、 モフモフしたオールインワン。
そう、赤ずきんとオオカミだ。
黒尾鉄朗
白石汐凪
黒尾鉄朗
恥ずかしそうに プンプンと頬を膨らませる。
怒ってる白石なんてレアだ。
少し調子に乗ってしまう 自分を何とか抑える。
女子生徒
チェキ機を持った 生徒に言われ、
白石は俺に体を寄せてくる。
分かってても顔は熱くなった。
