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翌日から、 俺の生活に小さな"間"が出来た
朝
皆がリビングに集まる前に、 ぷーのすけを起こさないよう起きる
キッチンに向かって、 コップに水を注ぐ音を 出来るだけ小さくする
部屋から持ってきた薬の入った袋から 白い錠剤型の薬を出す
手のひらに出して、 一瞬だけ、見つめる
あっきぃ
飲まなきゃいけない理由は分かってる
誰にも見られないように、 一気に口に入れて水を飲む
喉を通る感覚を やけに意識してしまう
あっきぃ
急いで部屋に戻って薬の袋を隠して、 急いでリビングに戻った
ソファでスマホをいじって 誰か起きるのを待つ すると───
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
そう言いながらコーヒーをいれてくれた
嘘じゃない 全部を言ってないだけ
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
まぜちとコーヒーを飲みながら雑談してると、みんなが降りてきた
あっと
けちゃ
ちぐさ
ぷりっつ
まぜ太
あっきぃ
あっと
全員
今日の朝食はハムチーズのホットサンドだ
食べていると、ちぐちゃんがちらっと 俺を見た
ちぐさ
けちゃ
あっきぃ
ぷりっつ
お昼
今日は公式配信があるから みんなで企画の準備をする
準備の合間に、 一人になるタイミングを探す
けちゃ
まぜ太
ちぐさ
ぷりっつ
あっと
まぜ太
あっきぃ
まぜ太
ちぐさ
あっきぃ
あっきぃ
みんなが外に行った今しかない 俺は部屋から薬を取って手に出す
手が、ほんの少し震える
あっきぃ
誰に向けた言葉か分からないまま また一気に薬を飲み込む
夜
公式配信も終わり、 みんなで配信の余韻に浸りながら、 急にAMPTAKの動画を見ることになった
みんなで並んで座って、 動画を見て、笑う
ちなみに、座り順は K T Ak P M At
まぜ太
けちゃ
ちぐさ
ぷりっつ
あっと
あっきぃ
その途中、次の薬の時間を示すアラームが鳴りそうになった
あっきぃ
ピリリリリピリリリリ
音がちょっと出たから、慌てて止める
ぷりっつ
あっきぃ
けちゃ
あっきぃ
誰も深追いしない それが、この家の優しさだ
でも、まぜちが何も言わずに 俺の手元を見る時間が、少し長くなった
ちぐちゃんが、 俺の動きを目で追う回数が増えた
あっとが、 俺の生活リズムを、さりげなく覚えてる
みんなは多分、違和感がある でも"決定的じゃない"から、 誰も言わない
今は、それでいい
あっきぃ
ちぐさ
けちゃ
自室に戻って、最後の薬を飲む
あっきぃ
あっきぃ
ベッドに座って、天井を見上げる
あっきぃ
この言葉を、 一日も何度も使うようになった
それが、一番の異変だった