テラーノベル
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コメント
1件
最高でした✨次も楽しみ
キィィィィィィィ!!!!!と甲高い金属音が走った直後、バンッ!と鈍い衝突音が響いた。自分の視界がぐるりと周り地面に叩き伏せられる。 「あぁ、轢かれたなぁこれ…」と理解した頃には、意識が遠ざかっていた_______
ないこ
鈍い頭痛とともに意識が戻っていく。目に映ったのは、見覚えのない天井だった。
ないこ
ガチャッ
メイド
辺りを見渡していると見知らぬ女の人が涙目で部屋に入ってきて聞いた事のない名前を呼んだ。
ないこ
メイド
ないこ
メイド
女の人はぐすっぐすっ、とまた泣き出してしまった。
ないこ
ないこ
「ないこ」という名前に聞き覚えがあったのだ。 それに、先程から謎の違和感があった。見るもの全てが大きく見える。メイドの女性も華奢なのに、自分よりもとても大きく見えるのだ。
ないこ
メイド
ないこ
ないこ
メイド
女性の指をさす方には全身鏡があった。 ぐらつく視界に吐き気を覚えながらもベッドから降りる。
ないこ
嫌な予感がした。 全身鏡に向かってぺたぺたと走っていく。歩幅が小さい。なぜ、なぜ
ないこ
ないこ
鏡の前につく。はぁ、はぁ、と息が少しきれ、ふっと見上げる。 そこには_____ ピンク髪をした少年が立っていた。
ないこ
全てを思い出す
ないこ
ないこ
そう、この鏡に写っている少年は 乙女ゲーム、「花咲く学園に、春風が吹く頃」の悪役令息だったのだ