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なんの変哲もない
普通の日。
気分で屋上にあがって
空を眺めていた。
くに
がしゃんッ
くに
突然“がしゃん”という音が響いて
不安になり音の方へ走った。
そこにいたのは他の誰でもない。
こただった。
くに
こったろ
くに
こったろ
こったろ
こたはいつもと変わらない
穏やかな笑顔でこちらを振り返った。
こったろ
くに
くに
こったろ
こったろ
くに
フェンスに座ったこたは
不思議そうな目でこっちを見ている
くに
こったろ
こったろ
くに
くに
くに
こったろ
こったろ
こったろ
くに
こたはそう言って
悲しそうな顔をする。
普段はそんな顔しないのに
こったろ
くに
こったろ
こったろ
こったろ
くに
こったろ
くに
止めたくないから
止められなくて
とっさに出た言葉。
くに
こったろ
少し…なんて嫌だった。
ずっと一緒がよかった
でも…こうしないとこたは…
止まってくれないから…
くに
くに
くに
こったろ
言いたくなかった言葉が
俺の口から出てきた。
くに
こったろ
くに
くに
ハロウィンまで死なないで…
は
ハロウィンには死んでいい
そう言ってるのと同じだと
気づいた時にはもう遅かった。
こったろ
くに
くに
くに
くに
こったろ
くに
こったろ
こったろ
こったろ
こったろ
くに
こったろ
くに
くに
こったろ
約束
…
くに