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もしも
私と樹が もっと早くに出会ってて
もっと早く一緒に住んでいたら、
時間にも、
北斗という存在にも、
邪魔されることは無かったのだろう、
もし、
一緒にベッドで 2人でずっと寝てたなら、
樹のそばで
松田はる
が言えたなら、
きっと幸せなのだろう、
だって今の北斗と違うんだもん、
樹は、
付き合いたての頃にいた 北斗のような存在、
私の浮気をする理由って、
多分前の北斗のような人が現れてくれたから、
でも、
今は、浮気と言うより、
単純に気持ちが変わってしまったのかもしれない、
ただ、樹と一緒にいたい、
ただそれだけ、
ー翌週ー
樹と1週間ぶりに会った
家にいる時より 気分が良くて
空気も美味しく感じる、
松田はる
松田はる
仕事の話をするのを1週間ぶり
松田はる
田中樹
田中樹
田中樹
松田はる
松田はる
田中樹
松田はる
不意打ちの可愛いって言葉も、
北斗から聞いたのっていつだろう、
樹はやっぱり私の求めてるものをわかってる、
メイクを変えても
髪型、服装
香水まで
何を変えても必ず気づいている
北斗以上に私のこと知ってるんじゃないのって思うくらい、
その時、
見たくない人が
反対側の歩道を歩いてるのが見えた
松田はる
私はすっと 樹の影に隠れるように 腕に抱きつく
田中樹
松田はる
さすがに気づいたのかさっと 歩いて北斗が見えない路地まで歩いていく、
松田はる
田中樹
事情を知ってるからこそ何も聞かずにそっと支えてくれる
そんな樹に私 北斗より好きだな、
なんて思っていた、
北斗に見られていたなんて
私も、樹も知らない、
続きのSTORYまで ♡200以上