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みなさんこんにちは!
りまです!
これは私の前作
「ひさしぶり」
のリメイク作品となっております!
まえストーリーぐだぐだだったのでだいぶ内容変わります!
それではどうぞ!
アマル
''また''だ,,,
またあの夢だ,,,
アマル
重い足を動かし自分の部屋を出る
今日も母さんはいない
朝から仕事だ
シングルマザーで俺を頑張って育ててくれるのはありがたいがたまには顔を見せてほしい
せっかく今日は高校初日だと言うのに
中学生の頃多少やんちゃはしたがもう反抗期は過ぎ去ってしまった
机の上には朝にしては重い料理が置かれていた
アマル
アマル
そう言い料理を口に運ぶ
朝にしては重いが味は美味い
ただ冷めてる
まぁ、ワガママは言ってはいけないだろう
アマル
流石に全部は重いので余った物にはラップをして冷蔵庫に入れておく
アマル
アマル
アマル
アマル
新しい学校の制服は嗅いだ事ない匂いがする
アマル
その時、スマホの着信音が聞こえた
何かと思ってスマホを見れば母さんからだった
母さん
アマル
アマル
母さんからのメールに頬が緩む
ただ学校には行きたくなかった
小学生の後半あたりから孤立していき中学では完全に孤立してしまった
アマル
そう言いながら歯を磨き顔を洗いに行く
ある程度時間は経っただろう
いい時間だ
アマル
アマル
誰も居ない空間にそう呟く
それと同時に扉を開ける
扉を開けて、春の暖かい空気に浸かる
家の目の前にある公園の桜の木も満開だ
アマル
しかし俺の心はそれほど明るくもなかった
また孤立するぐらいなら行きたくなかった
でも母さんに心配はかけたくない
行くしかないのだ
アマル
春の空気に子守唄をされてるみたいだ
異様に眠い
睡魔と戦いながら通学路を歩く
誰かの噂話にされるのは慣れている
やはり中学の頃ヤンチャし過ぎたのだろう
自覚はあまり無い
まぁ体育の成績は良いし喧嘩は強いだろうと我ながら思っている
段々と離れて行く足音に歓喜を覚えながら歩き続ける
アマル
心なしか重くなった足を学校の中へ進める
学校の案内に沿って歩いて行ったら1つの広い教室に着いた
うわー,,高校ってすげー
と思いながら椅子に座る
教室に入る時にもらった番号が付いている椅子を探すのはめんどくさかった
アマル
アマル
見るからに怯えてる,,俺の噂を知ってのことだろう
きた時間もちょうど良かったのだろう
すぐに人が集まり、入学式が始まった
長い、話を聞く気になれない
ただ寝てしまったら終わりだから耳に入れとく
アマル
アマル
今日は睡魔との戦いが多い1日だ
そう言った瞬間周りが騒がしくなる
若い奴らは元気だなーなんて戯言を思いながらクラス表に書かれていたクラスへ向かう
アマル
俺のクラスは
1 - A
だから何と言ったところだな
あまり音を立てないように扉を開け教室に入る
アマル
扉を開けた瞬間の他の奴らの視線が痛い,,,
視線に縮こまりながらも自分の席に座る
それでも視線が痛い
先生が来るまで辛抱だ,,アマル,,頑張れ,,,泣
自分にそう言い聞かせなんとか乗り切った
悪くは無さそうだな,,,
アマル
アマルという名前を先生が出した瞬間クラスがどよめく
慣れてても辛いもんは辛いんやがなぁ,,,
心の中でため息をつく
へー,,そうなんだ
話よく聞いてなかったな,,,
皆が「はーい!」と元気のいい返事をする
俺も微かな希望を抱え小さい声で返事をする
ガラガラッ!
アマル
大きな音をたて扉が開く
くそビックリした,,,ビビらすなよ,,,
「」
え,,,?
「」
この声って,,,
そう思い後ろに振り返る
ぷりっつ
アマル
思わず声が出てしまった
あいつ,,,ぷりっつ、だよな
なんで,,,アイツが、?