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ボカロ曲~小説にしてみました~

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ボカロ曲~小説にしてみました~

第11話 - わたしのアール歌詞

70

2021年10月27日

#ボカロ曲

#小説にしてみました

#神曲

#リクエスト頂戴

雪零

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70

雪零

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ｵｸｼﾞｮｳﾇﾄｷわたし、屋上でくつを脱ぎかけた時に

ﾐｱｾﾝｷｬｸ三つ編みの先客に、

ｺｴ声をかけてしまった。

｢ねえ、やめてよ｣

ｸﾁﾃﾞ口をついて出ただけ。

ホントはどうでもよかった。

ｻｷｺ先を越されるのが、

ｼｬｸなんとなく癪だった。

ﾐｱｺｶﾀ三つ編みの子は、語る。

ｷどっかで聞いたようなこと

ｳﾝﾒｲﾋﾄ｢運命の人だった。ｱｲどうしても愛されたかった｣

ふざけんな！そんなことくらいで

ｻｷｺわたしの先を越そうだなんて！

ﾎﾃﾊｲ欲しいものが手に入らないなんて

ｳﾊﾞ奪われたことすらないくせに！

ﾊﾅﾗｸ｢話したら楽になった｣

ﾐｱｺｷって三つ編みの子は、消えてった。

ｷｮｳｸﾂさぁ、今日こそはと靴を

ﾇ脱ぎかけたらそこに

ｾﾋｸｵﾝﾅｺ背の低い女の子

ｺｴまた声をかけてしまった。

ｾﾋｸｺｶﾀｺﾄﾞｸ背の低い子は、語る。クラスでの孤独を

ﾑｼ　ｳﾊﾞ｢無視されて、奪われて、ｲﾊﾞｼｮ居場所がないんだって｣

ふざけんな！そんなことくらいで

ｻｷｺわたしの先を越そうだなんて！

　ｱｲそれでも、うちでは愛されて

あたたかいごはんもあるんでしょ？

｢おなかがすいた｣

ﾅと泣いて

ｾ　ﾋｸｺｷ背の低い子は、消えてった。

ﾅﾝﾆﾝｺｴそうやって、何人かに声をかけて

ｵｶｴ追い返して

ｼﾞｼﾝｲﾀﾀﾞﾚわたし自身の痛みは誰にも

ｲ言えないまま

ﾊｼﾞﾐ初めて見つけたんだ。

ﾆﾅﾔｺ似たような悩みの子。

ﾅﾝﾆﾝﾒ何人目かにあったんだ

ｷｲﾛｺ黄色いカーディガンの子

ｶｴ｢うちに帰るたびに、ﾌﾂﾂﾞｱｻﾞｹｻ増え続ける痣を消し去ってｷしまうためここに来たの｣

ｲと言った。

ｸﾁﾃﾞ口をついて出ただけ。

ホントはどうでもよかった。

ｵﾓ思ってもいないこと

ｺｴでも、声をかけてしまった。

｢ねぇ、やめてよ｣

ああ、どうしよう

ｺﾄこの子は止められない

ﾄｼｶｸわたしには止める資格がない。

　ｷそれでも、ここからは消えてよ。

ｷﾐﾐｸﾙ君を見ていると苦しいんだ。

ｷｮｳ｢じゃあ、今日はやめておくよ｣

ﾒﾌｷって目を伏せたまま消えてった

ｷｮｳﾀﾞﾚ今日こそは誰もいない。

わたしひとりだけ

ﾀﾞﾚｼﾞｬﾏ誰にも邪魔されない

ｼﾞｬﾏ邪魔してはくれない。

ﾇカーディガンは脱いで

ﾐﾂ三つ編みをほどいて

ｾﾋｸ背の低いわたしは

ｲﾏﾄ今から飛びます。