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不覚録

3 - #03 仮想空間で 1

♥

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2024年07月28日

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翌日…

ザキ

ザキ

キョロキョロ

起きた途端にザキは 辺りを見渡した。

紅葉

ザキー?はいるよー?

ザキ

ああ

とザキが言った 瞬間にドアが開いた音が響いた。

紅葉

下、行きたい?

と問われる。

ザキ

コク

頷くと…。

紅葉

わかった!行こっか、!

と返してくれた。

俺はその手をとった。

ザキ

…。

紅葉

…。

2人で無言で 廊下を歩く。

なんだかそれがとても気まずく感じた。

いつもなら通常の風景。 だが、今はどうだろう?

今はザキが病気に患っている。 だからこそ。気まずく感じるのだろう。

キラ

お!2人ともー!
おはよー

ザキ

キラか。おはよう

紅葉

おはようキラ

キラ

あ、聞いてくれよー!

キラが淡々と言葉を紡いでくれる。 話してくれる。

そのことが2人にとって どれだけ有難かったか。

キラ

だから
カエルって…腹式呼吸

ザキ

いや、違う。

紅葉

子供の頃はエラ呼吸で

ルビー

大人になったら
肺呼吸だな。

キラ

そーなのか!

ザキ

ルビーおはよう

ルビー

ああ。おはよう
お前ら

紫霊

俺もいるぜい

ルビー

お前は黙れ

紫霊

酷い

意味が無い会話。 だがその会話すらも今日は許してしまう。

キラ

…そういえば

キラ

犯人の目処はついたのか?

紅葉

それが、。まだ

ザキ

(こうなってくると。)

犯人は 異世界に居るかもしくは 何処かの空洞にいるのか。 宮殿にいるか。それとも建物の中か。

になってくると思う。

異世界は考えずらい。 スキマ妖怪の力も借りないといけなくなる。

ザキ

だとすると…

ルビー

…多分異世界にいる。

キラ

紅葉

紫霊

俺もその可能性
考えたんだが

紫霊

紫の力を使わずに
どう脱出したのか
分からなくてな。

ルビー

それこそ能力だろ。

ルビー

犯人の能力も何もわかんないが
スキマ妖怪の力をつかってないなら

ルビー

能力としか考えられない。

紅葉

瞬間移動みたいなやつかな

ルビー

多分そうだろう。

ルビー

もしくは

ルビー

意識だけをこちらにーー

キラ

…そんなことできんのか?

ルビー

できるできないじゃない。
やってるんだよ。向こうは

紅葉

無理矢理にでも…?

ザキ

(そういうことか。)

合点がいったと思ったのか。 ザキは納得するようにうなずいた。

シュンッ

???

こんにちは
皆さん

キラ

…だれだ?

???

私はこの異変の
首謀者の手下

スカイミア

スカイミアと申します♪

ルビー

首謀者はどこにいるんだ?

スカイミア

教えたらつまらないでしょう?

スカイミア

あ、そうだっ♪

スカイミアは 何かを思いついたかのように振る舞い

スカイミア

あなた達を
楽園に連れていってあげます♪

スカイミア

そこに首謀者がいるかもしれないですね♪

スカイミア

では、

スカイミア

開こう 楽園への扉

わーーー!?!?

ザキ

いた、。
ここは…地下か?

紫霊

そうみたいだな

ザキ

紫霊…

ルビー

あいつらだと
かなり不安だな…

ザキ

ルビーも

ザキ

どうしてここにいるんだ?

ルビー

お前と一緒に転移された

紫霊

同じく

ザキ

(紙がある。)

取ろうとすると。

ルビー

取るな。

とルビーの指示が。

ルビー

紫霊

紫霊

…わーったよ

紫霊

無符 能力消失

ザキ

これで大丈夫だろ…

ザキ

ッ…!?

ルビー

?何が書いてあった

ザキ

あの二人を
戦闘不能にしろ…と。

紫霊

…おいおい、冗談だろ?

ザキ

こんな冗談…
俺もつきたくねえよ、。

紫霊

ルビー

ルビー

そのタスクはこなしやすいな。

紫霊

!!お前ッ!?

紫霊はルビーの胸ぐらを掴んだ。

紫霊

あの2人を戦闘不能状態に持ってくのか?

ルビー

…いいや?

ルビー

持ってかない。
持ってく寸前で演技してもらう

紫霊

なるほど、

ザキ

あいつらのタスク
なんだろうな、。

ルビー

…というか

不意にルビーが喋った。

ルビー

戦術…いや、
力の差が大きくないか?

紫霊

たしかにな。

紫霊

俺かルビーが
向こうにいるならまだしも

紫霊

あの二人で
俺ら倒せんのか?

ザキ

…油断はしない方がいい。

ザキ

(あのスペル…)

以前、博麗神社で催された お客争奪戦を思い出した。

とんでもないものを あいつは習得している。

ルビー

そうだな。

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