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日本のどこかの人里離れた場所に、ある、とても広い神社があった。
その神社は平安時代から存在しており、何でも願いが叶う場として、大切にされてきた。何か不思議な力があるのか、戦時中、空襲に遭ったのに焼けなかった。
その神社の名前は「妖神神社」
参拝客は人間の他に、動物、たまに成仏出来ず、さ迷っている浮遊霊も来る。
こんなに「普通」じゃないのだから、当然、そこで住み込みで働いている、6人の巫女も神官も普通では無い。
彼らは「妖神」という、後天的な種族。
魂などの器に妖怪や神が取り憑き、特殊な能力を得た種族だ。
だが、彼らも元は人間だった。
魂が宿った生身の人間でも、その種族になる事は可能だが、成れる確率は魂の状態で妖神に成る確率は格段に低い。
もし、その状態で成ろうとしても死んでしまうのが殆どだ。
この話は、その神社の巫女と神官の話。