この作品はいかがでしたか?
512
この作品はいかがでしたか?
512
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
曲パロ 『きょうもハレバレ』
ありす
町中に時計の鐘が響く空
ありす
カーテンを開いて朝が
今日もそよぐ
ありす
陽だまりを見ながらあくびをして
ありす
斜めに思い切り背伸びをして
ありす
小鳥を眺めたら
ありす
トースターに1枚のパンを乗せて
今日が始まる
しいな黄昏
ありす
しいな黄昏
ありす
いつも通りの朝
鮮やかに町は輝いている
きらきらと明るく笑っていて、自然と私も微笑んでしまう
広場へと続いてくこの歩道が、黒色の髪に揺れていた
ありす
うたた寝しそうになる暖かい窓側の席と鳴り響くチャイムの音
海斗
ありす
弥生
優雨
弥生
ちょうど太陽が屋根に昇った時
海斗
海斗
ありす
李琴
しいな黄昏
海斗
優雨
ありす
李琴
優雨
ありす
しいな黄昏
燐
下り坂を走って信号で止まって、
交通安全で習った左右を見てから渡る、なんて小学生みたいな当たり前の事をして
弥生
ありす
優雨
きょうもハレバレ
ありす
李琴
海斗
燐
弥生
優雨
李琴
しいな黄昏
鮮やかに町は輝いている
きらきらと笑うように光り輝いている
公園前を走っていく車のボンネットに映っていた雲が、まるくゆっくりと流れていた
た び ゆ け ば ゆ け ば わ か る よ う な
き が し た ら そ れ は い い か ん じ
弥生
李琴
夕暮れに影が伸びていく
弥生
燐
7つの人影と物の影が伸びていく
弥生
海斗
並んであかりをぬけていく
弥生
優雨
どこかで弾んだボールの
弥生
ありす
音色がオレンジの澄み渡った空に広がっていった
燐
ありす
しいな黄昏
ありす
弥生
優雨
李琴
海斗
李琴
李琴達しかいないような静けさがヒラヒラと舞う
時計の鐘が町に響いた
よく見るけど名前は知らないような小鳥達がはばたいて
今日を渡っていった
せかいはつづく
そうしてつづく
優雨
燐
しいな黄昏
ありす
しいな黄昏
李琴
海斗
弥生
優雨
ありす
鮮やかに町は輝いている
きらきらと、明日を繋ぐ
暮れていく陽の光の奥に
いつかの知っている空を映し出す
燐
優雨
燐
優雨
ありす
あめがふり ずぶぬれのまま
李琴
ありす
海斗
しいな黄昏
みずたまりを あるくきょうも
ありす
やがて またはれて あしたがくる
まちは きょうもわらっている