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夜、俺はあなたをイタリアンディナーの食べられるレストランに呼び出した
あなたが来るまでのソワソワ感、
あなたが来るまでの緊張感、
まるで中学生の男子生徒が告白するかのような幼さになった気がした
あなたが来てから、
俺の顔はいつも以上に強ばって ガチガチに緊張してしまっていた、
坂浜はる
中島健人
中島健人
いつも以上にぎこちなくて あなたはこんな俺を見てどう思ってるか分からない、
けど、段々俺の緊張は薄れることなく、増すだけだった、
坂浜はる
坂浜はる
中島健人
中島健人
坂浜はる
笑いながら言うあなたの瞳は 笑っているの?
俺の中であなたは高嶺の花、 でも、その高嶺の花の存在を打ち破りたい、
だから今日、あなたを呼び出したんだ、
帰るまでに必ず気持ちを伝えて、
セフレの関係を終わらせる、
坂浜はる
中島健人
坂浜はる
中島健人
坂浜はる
中島健人
中島健人
坂浜はる
寂しいような、悲しい顔を浮かべているあなた、
なんで?どうして?
悲しい顔をしているあなたは どうゆう感情が芽生えているの?
何を思ってそんな顔になるの?
中島健人
坂浜はる
坂浜はる
あなたの言葉を遮ったのは
あなたの携帯からなる電話の通知音
坂浜はる
中島健人
坂浜はる
坂浜はる
そう言って俺の前で電話に出た、
坂浜はる
坂浜はる
坂浜はる
ツーっと音がして俺の目を見る
坂浜はる
中島健人
俺の中で涼介と呼ばれる男が気になって仕方ない、
聞いてもいいのか?
いや、後にするべきか?
一か八か聞いてみるか、
中島健人
坂浜はる
中島健人
坂浜はる
中島健人
中島健人
坂浜はる
小さな声で言うあなたは 顔を赤らめていた
やっぱりそうなんだ、
俺は、そのセフレに勝てるのか?
中島健人
中島健人
坂浜はる
坂浜はる
時計を見れば確かに12:00 近くなっていた
中島健人
告白しなきゃ、 何も変わらないよ、
坂浜はる
坂浜はる
駅までの道を歩きながら話している俺たち、
中島健人
少し無言が続く、
今、だよな、
中島健人
坂浜はる
中島健人
中島健人
“ちゃんとカップルとして付き合いたい”
中島健人
中島健人
やっと言えた、
あとは、あなたの答えだけ、
坂浜はる
「はる〜」
俺の声じゃない男の声があなたの名前を呼ぶ
坂浜はる
山田涼介
山田涼介
こいつが俺以外のセフレ、
坂浜はる
山田涼介
俺が聞きたいよ、 誰、お前、って、
坂浜はる
坂浜はる
山田涼介
山田涼介
山田涼介
坂浜はる
山田涼介
あなたは涼介と呼ばれる人に腕を引かれてどこかへと向かっていく
坂浜はる
坂浜はる
坂浜はる
坂浜はる
教えてよ、
どこに行くの?
教えてよ、
俺は行っちゃ行けないの?
俺はあなたの彼氏には
なれないの?
俺は、涼介って奴に、
叶わないのかな、
教えてよ、
暗い夜の道に
あなたは涼介って奴と消えていった
俺は、
虚ろなままで、
あなたが向かった方向と全く逆の方向へと、足を進めた