真夏

まるで、真夏のような暑さ 太陽がギラギラと、照りつける 本当に、 セミの声でも聞こえるんじゃないかと 思ってしまうほどに暑い

他愛のない話をしながら、下校する 暑すぎて、喋る気も失せ、 冷たくあしらうこともあるが、 君だから特別、話したくなる それは、どんな暑さでもだ

そう、今向かっているのは僕の家 勉強会と言う名目では、あるが…… この、調子だとりぃぬは勉強なんてしないだろう しなくても、地頭がいいことと、 生徒会、副会長という点でカバーはされるのだか

なにか言っているりぃぬの話を聞き流しながら、 家の鍵を空ける 中に入って、僕の部屋に案内する そして、お菓子やら、ジュースやらを取りに行く

部屋のドアを開けると、 　 人様の家にもかかわらず　　 まるで自分の家かのように、 だらけるりぃぬ

素直に喜び、カゴの中のお菓子を見ている

そういえば、エアコンをつけていなかった と、思いだし リモコンを、操作する

アイスを取りに、一回部屋から出で キッチンの、冷蔵庫を空ける りぃぬが、好きな棒型のアイスと 僕が好きなカップ型のアイスを持って 部屋へ戻った

帰ってくると犬のように、飛び出てくる

りぃぬは、気づいてないだろうけど、 そう言う発言1つ1つが、僕をどきどきさせる

顔が、赤くなっているのが バレないように、鞄の中を探る

思わせぶりな発言は、やめてほしい 僕ばっかり、振り回されてる

結局、りぃぬは勉強していない

そう言って、制服のボタんを 上2つ、下2つ開けた ぎりぎり見えない、胸についてる飾り 汗でベタついた、少し肌の色が見える 制服をパタパタさせて

首を傾げて、かわいい仕草をする 男の前なんだから、もっと気をつけてほしい 彼氏の前だったら、特に

アイスを咥えながら、制服をはだけさけている りぃぬ ぽたっと、汗が落ちた その姿は、酷く欲情的だ

りぃぬは、一旦アイスを取り出し 言い直した

しまった、 そう、思ったときにはすでに遅く 予想外の言葉に焦って、しどろもどろになってしまった 逆に怪しい、えろいと思っていたのが、 バレてしまう ぐるぐると頭を回していた僕に、 りぃぬは、更に予想外の言葉をかける

ニヤついた顔で、 見かたを変えれば、ビッチみたいな顔で そんなことされれば、誘われてると思ってもいいだろう 僕は、すぐさまりぃぬを押し倒した

またその顔、なんだかヤりなれているみたいで、主導権を握っている見たいで あまり、好きじゃない でも、またその顔にもそそられる 別に、拒否されても関係なく ヤっていたであろう、僕に

優しく、キスを落とすと かわいい、声を出すりぃぬ

最初は、優しく

段々、激しく

両方いじる 潰したり、押してみたり

なんて、言うから

舐めることにした 片方を、手で触って もう片方を、口に入れて舐める

胸の飾りがそれなりに、勃ったら 決定的な快楽を与えずに、 口から、離して舌でぺろっと 舐める

そんな、一言でも感じるりぃぬが 愛おしくて

虐めちゃうんだ