僕 は 君 に 助 け ら れ た　。

稲荷　side

授業が全て終わり　、 放課後に差し掛かった　。

がた っ　、

僕は約束通り屋上へ向かった

ばたん　、

どか ” ｯ　、

ぼこ ｯ 、がこ ｯ　、

あぁ 、またこれだ

どうしてこんなことになるの ?

僕何か悪いことした ？

弱い自分が嫌いだ 。

カッターで 切られそうになった瞬間 、

扉が開いた

なんで 、 あんたが此処に来るんだよ　。

そうしてあいつらは すぐにこの場から去っていった

僕は彼を無視し 、 家へ帰った　。

勿論返事は無い いつも通りだ 。

がちゃ　、

最悪だ 。 また殴られるのか

どか　、ｯ

どか　、ぼこ　ｯ

我慢しなくちゃ 、

我慢我慢我慢我 慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢

我慢 … ?

我慢って何　？ 分からない

分からないよ　。

僕も愛されたかったなぁ … w

僕は自分の部屋に向かった