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数分も経てば広間の席は大体埋まった。私はとても驚いている…。まさかこんなに皆が集まるとは思っていなかったから。辺りを見渡せば沢山の知らない子がいた。でも誰もこちらを向こうとはしてくれない。ここまであからさまだと流石に傷つくなぁ。
三日月宗近
人数の多さに圧倒されて立ち尽くしていれば三日月が隣に立って話しかけてきた
柘榴
三日月宗近
柘榴
三日月宗近
そう言って三日月は先程言っていた仲間であろう刀のところへ戻って行った。こういう時は私が皆の前へ出て「では皆さん、これから宴を始めましょう!」って言うべきなんだけど、私は今までやったことなかったから上手くできるかな…。(いつも宴をするときは志桜里がやってくれているためいつも傍でその様子を眺めているだけ)どうしよう、取り敢えず頑張らなくちゃ。いっそ長谷部に任せる?でもそうしたら長谷部に負担が…。それにここは仮にも主である私がやった方がいいはず。その方が皆からの心象も良くなるかもだし。そんなことを考えていた私は背後に何者かが近づいていることに気がついていなかった。
鶴丸国永
柘榴
突然のことに私は思わず刀を抜いて後ろにいる何者かに向かって思いっきり刀を振った。
柘榴
鶴丸国永
私はぎりぎり刃が鶴丸の首に当たる前に気付いて刃を止めたので間一髪で鶴丸は助かった。もし気付いていないままだったらおそらく今頃は鶴丸の鮮血が飛び散っていたことだろう。そのちょっとした騒動に周りの視線が一気に集まる。そしてガヤガヤしていた広間は一気に静まり返った。その事に気がつき、すぐに刀は仕舞ったが私が刀を持っているところは目撃されただろう。やらかした…
柘榴
鶴丸国永
柘榴
鶴丸国永
柘榴
へし切長谷部
少し口論になりかけている途中で長谷部が来た。ナイスタイミング!そして長谷部は心配そうに私を見る。今回被害受けてるのは鶴丸のはずなんだけどな。
柘榴
鶴丸国永
へし切長谷部
柘榴
へし切長谷部
柘榴
へし切長谷部
柘榴
本当に長谷部じゃないとこの場は仕切れない。鶴丸はぼーっとしているし、まあ私のせいだけど。
へし切長谷部
そう言って長谷部は大人数の方へ向かった。
へし切長谷部
長谷部の掛け声で先ほどまで静まり返っていた広間がまたガヤガヤとし始めた。そうして私がこの本丸に来て初めての宴が無事?始まった。
柘榴
へし切長谷部
再び胸に手を当てて跪く長谷部。なんて忠実で優秀な刀なのだろう…。とてもいい子…ショタじゃないけど!
鶴丸国永
苦笑いをしながらこちらに歩み寄ってきた鶴丸。
柘榴
鶴丸国永
そう言って、満足気に席に行った鶴丸。意外と子供みたいに無邪気でかわいいなぁなんて思ったのは内緒である。鶴丸は儚いじゃなくて可愛いだったかな。
柘榴
へし切長谷部
私の言葉に長谷部は元々居たであろう席に座り、すぐに周りになじんでいった。
柘榴
みんなバラバラに座っているようだが、仲が良いであろう者同士は同じテーブルにいるようだ。