朔久
見てください。
nk
kn
nk
kn
小テスト……
nk
nk
kn
kn
nk
kn
nk
やる気ない……
kn
nk
nk
kn
キーンコーンカーンコーン
kn
nk
※昼休みになりました
kn
nk
kn
暖かい陽気、騒がしい教室で、
もう習慣となった定位置に机を 並べてきんときと食べるお弁当。
早く食べようと、
バックの中から、俺と分かりやすい 水色の巾着を取り出そうと漁ると……
nk
kn
nk
kn
nk
俺のバックに入ってるのは、 いつもシャケ兄の使ってる、 落ち着いた緑の巾着。
nk
とる時にどっちか気づきそうだけど……
kn
nk
シャケ兄は……疲れてたのかな?
kn
nk
時間無くなるよね?
kn
かかるもんね〜
この暑い廊下を走る気力はない。 それだったらきんときと 喋ってた方がいいでしょ。
nk
持ってるよね……
kn
大丈夫でしょwww
nk
nk
nk
kn
量足りなかったら、
購買で買ってるでしょ
nk
kn
nk
もういいやという諦めの気持ちと 共に弁当の蓋を開ける。
nk
kn
nk
そこには、ほんの少ししかない、 下手したら幼稚園児が 食べるような量しかない、 空間の開きまくったほぼ空き箱。
kn
きんときも異様な空き箱を見て 驚いている。
kn
nk
nk
頼んだとしてもこんな量には
ならないはず……
いつもこんな量だと餓死するでしょ。
kn
この量にしてる……?
nk
nk
するはずない!!
あの優しい母さんが……!!
kn
Nakamuがお腹空いちゃうから
俺の半分あげるね?
nk
母さんがあんなことするはずない…… 絶対……
でも……でも…… こんなことあるのかな?
一方その頃シャークんは……
shk
さすがに走れば間に合うか……?
俺の分はほぼないし、 Nakamuはきっと食べるの早いだろ……
Nakamuは母さんのこと大好きだし……お願いだから中身は見ないでくれ……
shk
まぁ、さすがに走っただけじゃ 倒れないでしょ。
nk
kn
空いちゃうし、放課後
コンビニ寄らない?
nk
ザワザワザワザワ
あれ……いつも話し声で教室は あふれているけど、 今は一段と声が多いな……
女子
なんか高等部の先輩が呼んでるよ?
nk
shk
nk
kn
nk
俺行ってくるわ……
nk
女子
女子
kn
モテてるね〜)
shk
nk
shk
間違えてたっぽくてさ〜
shk
nk
nk
nk
shk
走ってきたから弁当
崩れてるかもだけど。
nk
shk
中身食ってないよな?
shk
え?シャケ兄の目が、怖い……
shk
nk
なんか……はいって言うのを 強制されてるみたい……
shk
母さんのことが大好きだから
いつもの弁当を見たら
ショック受けそうだから……)
shk
母さんの方だから、俺のことは
心配しないし信じないか……)
shk
shk
余計なトラブルにならなくて
よかった。)
shk
shk
耐えることだ……)
nk
nk