これは、
私たちのまだ小さな世界で
この大きな世界に反抗した
最初で最後の愛の物語
中学3年 5月
アイナ
はんな
リサ
はんな
アイナ
ゆうや
リサ
はんな
アイナ
あやと
アイナ
みう
茶色がかった髪を下の方にツインテールしてどこか不思議な女の子が鼻歌を歌いながら黒板を消していた
担任の先生
担任の先生
みう
リサ
リサ
あやと
みう
はんな
するとその『みう』という女の子がいきなり私たちの方に走ってきた
みう
みう
はんな
みう
はんな
リサ
ゆうや
あやと
みう
アイナ
はんな
リサ
はんな
アイナ
みう
ゆうや
リサ
あやと
アイナ
みう
はんな
みう
アイナ
みう
みう
みう
はんな
はんな
リサ
はんな
アイナ
みう
あやと
それから私達は、ほぼ毎日塾をサボって、放課後集まって遊んではしゃいだ。
6月 一学期もそろそろ終盤に入る頃
リサ
みう
はんな
アイナ
アイナ
はんな
リサ
リサ
みう
リサ
はんな
はんな
これ以来、あからさまにみうが省かれた
みう
リサ
みう
アイナ
みう
はんな
はんな
みう
それでもみうちゃんはいつもニコニコしていた
みう
担任の先生
リサ
アイナ
はんな
はんな
はんな
はんな
あやと
はんな
ゆうや
ゆうや
あやと
ゆうや
あやと
ゆうや
あやと
ゆうや
あやと
ゆうや
あやと
ゆうや
はんな
はんな
はんな
はんな
はんな
みう
はんな
はんな
みう
みう
はんな
はんな
みう
はんな
みう
女の子
女の子
女の子
バシャッ
女の子
またあの時の記憶が…
頭痛い
みう
はんな
みう
はんな
はんな
みう
はんな
はんな
みう
みう
みう
みう
みう
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
はんな
みう
みう
みう
はんな
目の前で涙を零しながら笑うみうちゃんがとても可愛らしくて
でも、みうちゃんと喋ってる事がバレたら私も省かれるだろうなとか想像して
私は、その場限りの偽りの笑顔を交わした
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