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私に、「いつかは、○○」という言葉はない...
そう、確信したのは中学2年生の時。
なんで私なの?ねぇ答えてよ!
ねえ!なんでなんでなんでなのよ
そう言っても、事実は事実。現実は現実だ。
それは、私が一番わかっているはずなのに
私は、生まれつき脳に腫瘍がある。
いわゆる、脳腫瘍。
でも、不幸中の幸い。
悪性じゃなかった...。
本当に良かったと思う。
でも、悪性じゃなかったって言っても、一ヶ月に一回の治療や経過観察は欠かせない。
注射・血液検査・身体測定・エコー検査・レントゲン
何回もこの繰り返し。
毎回じゃない治療も、普通の人よりはたくさんやってきた
別に、その治療が苦しかったわけでも辛かったわけでもない
でも、ただ。
みんなには知られたくなかった。
小学6年生3学期 でもその治療も終わり
ひなママ
陽奈(ひな)
ひなママ
陽奈(ひな)
診察中
ひなの先生
ひなの先生
ひなママ
陽奈(ひな)
ひなの先生
ひなの先生
陽奈(ひな)
陽奈(ひな)
ひなの先生
ひなの先生
ひなの先生
なんだろう
陽奈(ひな)
ドックン ドックン ドックン
ひなの先生
ひなの先生
ひなの先生
え...
それって、いつ入院かわからないってこと?
うそ、でしょ?下手したら、いつ死ぬか分からないじゃない!!
ひなの先生
ひなの先生
ひなの先生
ひなの先生
ひなの先生
ひなの先生
陽奈(ひな)
陽奈(ひな)