黄
あ”ぁぁぁぁぁ!!
黄
ごめん”なさいぃっ…ッポロ
黄
役に立て…ッな”くて”…ッ!!
黄
ごめん”なさぁ”…ッ
黄
い”やぁぁあ”ぁぁ…ッ!!
ぼくは耳を塞いで、 ひたすら叫んだ
全てがどうでも良くて。
でもその全てに、 恐怖を感じる
上から、トントンっと 階段を駆け下りる音が聞こえた
桃
…黄、!!!
黄
嫌なの”…ッ!!!
桃
落ち着けって、!
黄
何も”…!!
黄
役に立たてな”くて…ッ!!
黄
どうしようも”…ッなく”て…ッ!!
黄
そ…ッそんな”…ッ!!!
黄
そんな”ぼくが…ッ!!!
黄
そんな僕がだいき”らいだぁぁ”…ッ!!!
桃
き…ッ!!
なにもきこえない
黄
くたばるのは僕だ…ッ
きこえてくるのは ぼくを非難する声。
精一杯、耳を塞いだ
強く、強く、!!
黄
はぁっ…ッはぁっ…ッ
…真っ暗闇、
やっと、楽になれるのかな
…眩し、
黄
ん…ッ
赤
黄ちゃ…ッ、?!
あか…、?
どうして…ここに…、
赤
声聞こえたら手握って…、!!
黄
…(ぎゅ
赤
…ッ!!!!
赤
…ちょっと、待ってて、ッポロ
赤はそう言うと、 興奮を抑えられない様子で 部屋から出ていった
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