ある日の夜
破蕾 鈴
♪〜
破蕾 鈴
っはー、サッパリした
破蕾 鈴
(そう言えば…最近モッチリ
してきた…)
してきた…)
破蕾 鈴
………
そっと体重計を取り出し、ゆっくりと乗る
破蕾 鈴
っ〜!?
破蕾 鈴
どうしよう…
竜崎 翔
どうした?げんなりして
破蕾 鈴
大した事じゃなくて…
お風呂上がりにそんな事を考えていると
竜崎 楓
キャー!
竜崎 翔
!?
破蕾 鈴
悲鳴!?
竜崎 楓
あ!何でもないわ!
大丈夫よ!
大丈夫よ!
その後、脱衣場から楓さんが出て来た
竜崎 楓
はぁ…どうしましょう…
破蕾 鈴
何かありました?
楓さんは辺りを確認すると耳打ち際に 言った
竜崎 楓
体重が…ね?
破蕾 鈴
あー…
竜崎 楓
その反応…鈴ちゃんも?
破蕾 鈴
はい…少し増えてて…
竜崎 楓
ダイエットしなきゃ…よね
破蕾 鈴
はい
竜崎 翔
何話してんだ?
「「貴方には関係ありません!」」
竜崎 翔
(何で怒鳴られたんだ?)
破蕾 鈴
そういう事で
竜崎 楓
よろしく
翌日、筋トレをしたいと母さんと鈴が参加した
竜崎 康太
筋トレしたいなんて
急だな
急だな
竜崎 翔
だな
破蕾 鈴
よくやられていたから
竜崎 楓
そうそう
竜崎 康太
じゃあ早速始める
竜崎 翔
じゃあまず基礎的な所から…
数十分後…
破蕾 鈴
はー…はー…
竜崎 楓
かなりキツイわね
竜崎 翔
初めてにしては良くやった
と思うぞ
と思うぞ
竜崎 康太
俺等は飲み物取ってくる
そう言って2人は室内に戻って行った
破蕾 鈴
凄い体力ですよね
竜崎 楓
ね〜、あら?
破蕾 鈴
アレは?
竜崎 楓
サンドバッグじゃ
ないかしら
ないかしら
そこにはボコボコに痕が付いたサンド バッグがぶら下がっていた
破蕾 鈴
よく翔さんが打ち込み
してましたね、シュッて
してましたね、シュッて
竜崎 楓
痕が付くくらい練習
したのね
したのね
破蕾 鈴
だけど触感は金属…
その時、端に貼ってあった表記を見て 唖然とした
破蕾 鈴
竜人専用メタルバッグ
竜崎 楓
あら、金属だったの
破蕾 鈴
密度は90%以上…廃材を
使ったエコ素材って…
使ったエコ素材って…
竜崎 楓
翔は半獣にならずに
やってわね
やってわね
破蕾 鈴
それでコレだけ凹むって
事は…
事は…
竜崎 翔
何見てんだ
鈴がメタルバッグを気にしていたので後ろから声を掛ける
破蕾 鈴
ひゃっ!
竜崎 康太
コラ、脅かすな
竜崎 翔
え〜?
破蕾 鈴
翔さん、1発全力でコレを
殴ってみてください
殴ってみてください
竜崎 翔
メタルバッグに?いいけど
翔はメタルバッグの前に立ち、呼吸を 整える
竜崎 翔
ハァ!
大振りの構えから放たれた拳はメタル バッグの形をグニャリと変えて見せた
竜崎 康太
廃棄確定だな
竜崎 康太
何個目だ
竜崎 翔
今月に入って3個目
竜崎 康太
じゃあ圧縮しとくからな
そう言って親父がメタルバッグを手に取ると宙へ投げコンボを決める
竜崎 康太
こんぐらいか?
竜崎 翔
だな
破蕾 鈴
竜人の男女でココまで差が…
竜崎 楓
多分この人達だけよ〜






