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ごめんなさい、ごめんなさい
痛い、
俺、悪くないのに!!
ごめんなさい、
横原悠毅 幼少期
ごめんなさい、
影山拓也
目を開けるとそこには
悲しそうな顔をする影山くんがいた
影山拓也
なんで影山くんが謝る?
影山くんが謝ることなんかひとつもない、
横原悠毅
影山拓也
俺、また倒れたんだ
影山拓也
影山拓也
影山くんは俺の手を握って
苦しそうに言っていた
影山拓也
影山拓也
影山くんは少し涙を流していた
俺、そんな影山くんに心配貰えるような人じゃない
横原悠毅
横原悠毅
俺は、影山くんに凄く救ってもらった
だから俺は影山くんを信じて
影山くんが辛い想いをするのは嫌だった
みんなに嫌われていた俺を
なんで影山くんは、、
影山拓也
昔から気になっていた
なぜ影山くんは俺に
ここまで、よくしてくれるのか
影山拓也
影山拓也
影山拓也
横原悠毅
小学校入学前のこと
まだ俺が幼稚園生だった時
影山拓也 幼少期
影山拓也 幼少期
友達と鬼ごっこをしていたら
勢いよく転んだかと思えば
いつのまにか知らないところに来ていた
影山拓也 幼少期
人通りが少なく
俺は涙を流して絶望した
すると後ろから誰か来ていることに気づいた
影山拓也 幼少期
横原悠毅 幼少期
影山拓也 幼少期
横原悠毅 幼少期
その子は無表情だったけど
迷いなく俺を助けてくれた
横原悠毅 幼少期
影山拓也 幼少期
するとその子は走ってどこかに行ってしまった
影山拓也 幼少期
それから洗ってベンチに座っていると
横原悠毅 幼少期
どっか行ったと思っていたその子は
絆創膏を手に持ってまた来てくれた
影山拓也 幼少期
横原悠毅 幼少期
影山拓也 幼少期
無表情ではあったけど
この子は本当は優しい子なんだと確信した
影山拓也 幼少期
横原悠毅 幼少期
絆創膏を貼ってくれて
その子は公園を出ようとしていた
影山拓也 幼少期
影山拓也 幼少期
影山拓也 幼少期
横原悠毅 幼少期
そう言うとその子は公園を出た
影山拓也 幼少期
横原悠毅の母
横原悠毅 幼少期
その子に大まかな家の位置を言うと
庭にいるお母さんらしき人に聞いて戻ってきた
横原悠毅 幼少期
影山拓也 幼少期
横原悠毅の母
横原悠毅 幼少期
そう言ってその子は歩きだした
案内してくれて分かるところまでこれた
横原悠毅 幼少期
そう言って去ろうとするその子の目は
一切俺と目を合わせてくれなかった
影山拓也 幼少期
影山拓也 幼少期
その子は聞こえなかったように去っていった
影山拓也
影山拓也 幼少期
横原悠毅 幼少期
影山拓也 幼少期
横原はそっぽ向いて聞いてくれなかった
人違えかと思ったけど
影山拓也 幼少期
名札によこはらゆうきと書いてあって
悠毅と呼ばれていたから確信に変わった
横原悠毅 幼少期
でも、小1の時に会った横原は別人のようだった
影山拓也 幼少期
男子生徒
影山拓也 幼少期
影山拓也
影山拓也
そんなことあったっけ、?
横原悠毅
横原悠毅
微かだけど
怪我してる人を助けた覚えはある
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
影山拓也
俺は感情の収集が上手くできない
横原悠毅
ただ自分勝手なだけだ、
影山拓也
影山拓也
影山拓也
先生
先生
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
影山拓也
影山くんとあの話をするとか無理、
掘り返すのが怖いぐらい
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山くんは急に大きな声で言った
影山拓也
横原悠毅
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
影山拓也
初めて影山くんにこんなこと言われた、
やっぱり俺は自分勝手だ
横原悠毅
影山拓也
影山拓也
もう影山くんとは話しちゃいけない
影山くんは、俺と話さない方がいい、
あれだけは
やってはいけないことだった
女子生徒
女子生徒
男子生徒
男子生徒
先生
先生
横原悠毅 幼少期
横原悠毅 幼少期
横原悠毅 幼少期
未熟で馬鹿だった