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ご本人様には関係ございません。 nmmn作品ですのでどうぞよろしくお願いいたします。 今更わからんやつもおらんと思うからこの辺で……
この街には本物のバーがない。
そう言って俺はこの街でバーを始めた。
オレンジ色のライトに照らされ
冬は暖炉も使う。
酒の種類もそこそこ。
ウイスキーだけでも限定ボトルやオールドボトルを含めて700種類以上置いてある。
下手な専門店よりよっぽど充実している自信がある。
話は変わるが、この店を始めるにあたってあたって1人だけ
俺に心無い言葉を浴びせてきたやつがいた。
ないこ
ないこ
ないこ
そしてそいつが
ほとけ
ほとけ
こいつである。
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
当たり前のように毎日俺の目の前のカウンターを占領しているこいつは、
あんな言葉を吐いておきながら、オープンからほとんど欠かさずこの店に通っている。
ほとけ
ないこ
まぁあの言葉は一理あって、その土地によって需要が異なるのは確かだ。
元の仕事をしていた方が安定安心ではあった。それでもこの仕事を選んだ。
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
もちろんこいつが言いたいことなんてわかってる。
でも、こいつとそんな空気似合わない。
俺たちっぽくない。
ほとけ
でも、こいつは相当その話がしたいらしい。
まさか逃がしてくれないとは。
ほとけ
全く気にしてないのに。なんかこいつ可愛いな
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
当時、いむの知人がなけなしのお金を使って自己破産した。
その後の支援は国やら県やらがしてくれたはずである。
だが彼のプライドがそれを許さなかった。
誰にも知られぬ間に、そいつは首を吊ったんだ。
俺とそいつが違うってことも、俺がそうなるはずがないことも、いむは分かっていたはずだ。
それでも俺が居なくなりそうで怖かったのだろう。
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ないこ
ほとけ
カランコロンカラン🎶
そろそろ閉めかな。
カランコロンカラン🎶
??誰か来た