浴衣
着物
浴衣と着物
家族が死んだ
浴衣
… に、にいさん…ッ
着物
大丈夫 、 浴衣 には 俺が いるよ、
浴衣は家族が死んでから
よく泣いて、よく体を壊すようになった
浴衣
…… ッ ( けほ 、)
着物
大丈夫…兄さんがいるよ…
酒呑童子の俺と雪女の浴衣
着物
… 凍えているな…
妖怪の俺達では治すのに限界があった
着物
っ…
浴衣
に、…さ…ッ"
着物
大丈夫…大丈夫だからな…ッ( 撫
ぽとりと落ちる妹の汗
目をつぶり俺に抱きついてくる
浴衣
… っ さむい…さむいよ…兄さん…ッ
着物
… ( ぎゅぅ 、)
嗚呼、
俺が守らなきゃな…笑
着物
浴衣はそのままでいい、
着物
浴衣は俺が守る、
着物
浴衣は兄ちゃんから離れるなよ、
着物
兄ちゃんが全部ぜ~んぶしてやるから、笑
この時からかもしれない、
浴衣が誰かに依存しなきゃ行けなくなったのは
人間のいる生活に慣れた頃だった、
浴衣がとある"トモダチ"の話をするようになった
着物
へ~…そうなんだなぁ、 ♪
着物
我が妹 、 最近の トモダチ は どうだ、?
着物
そうか 、 離れちゃったか ~ 、 ♪
着物
大丈夫 だぞ、 俺がいるから 、 ( にこ 、)
全部、全部
兄さんに任せてけばいい
愛しの妹よ