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橘 六花
目を開けると、そこは病院だった。
雨宮 透
雨宮 透
俺が目を開けて慌てふためく透を見て、一瞬にして心が冷静になっていく。
ああ、そうか俺…あの後、気絶したんだ。
橘 六花
雨宮 透
雨宮 透
橘 六花
確かに余り寝てはいなかったが、予想外の言葉に間抜けな声が出る。
雨宮 透
気が抜けたのか、その場に座り込む透。
あの後、なんて言われたのかな。
雨宮 透
橘 六花
雨宮 透
橘 六花
雨宮 透
橘 六花
雨宮 透
橘 六花
雨宮 透
橘 六花
橘 六花
雨宮 透
橘 六花
俺が透から遠ざかるには、突き放すしかない。
悪く思わないで。
ごめんね、ごめんね…
雨宮 透
ガシャン!
耳が痺れるような音を立てて出て行く。
ああ、さよなら
大好きだった人。
橘 六花
急に、涙が止まらなくなった。
それから、何日泣いただろうか。
橘 六花
泣き過ぎからなのか、声が出なくなってしまった。
ストレス性失声症だと。
1人で勝手に行動して、1人で勝手に落ち込んで、病気にかかって、周りに迷惑をかけて…
俺は何をしたいんだろう。
今からでも遅くないかな、って。
きっとまた笑ってくれる、って。
無理なの、わかってるのに。
何故だか、考えてしまう。
橘 六花
ほら、笑えよ俺
そんなんじゃNo.1は務まんないぞ
笑ってよ
頼むから…!弱い俺の姿なんて見たくも聞きたくもないんだよ…
お願いだ…!