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お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
□□君
お友達…?
たっつん
鎖を眺めて言う
外すために色々したせいで
傷だらけの手足
何も出来ることはなかった
持ち物はスマホ、ハンカチ、モバ充
コンセントは届く位置にあって
ドアはあと1メートルぐらい足りない
どうにかして出たかった
でも、出たところで
行く場所はなかった
俺の場所はきっと
もう無いのだろうから
たっつん
地面に絵を書き呟く
たっつん
一人一人書いていく
下手くそなイラストで
イラストを書いていると
うりとか、なおきりさんみたいに
絵の才能があれば良かったんだけど
と、思う
のあさんとかえとさんとかるなさんみたいに
純粋な心と強さを持っていれば 良かった
もふくんみたいに 知識があっても良かった
どぬみたいに剣を極めようと してみたかった
じゃぱぱとかゆあんくんみたいに
なにか好きな食べ物に 熱中出来たら良かった
シヴァさんみたいに 目立つ個性があっても良かった
ヒロくんみたいに 王子様として振る舞えたら 良かった
たっつん
12人の絵を書き終えてから
俺の顔を消す
笑顔の中に埋もれる俺は
俺の涙で滲んでいった
たっつん
たっつん
暗くて静かな部屋に
水の滴る音が鳴り響く
それでも手が止まることは無い
ガラスの破片で地面を傷つけながら
キィーキィー
と、俺の苦手な音も鳴り響く
いつまでもいつまでも
ガラスで手が切れて
絵が赤く染まっても
下を向いて手を動かした
そして睡魔に襲われて
いつの間にか俺は瞼を閉じていた
たっつん
目を開けると
屋台が広がっていた
漆黒の空の下に
広がるオレンジの光
幻想的で綺麗だった
たっつん
俺はフラッと歩いて
たこ焼きの屋台に行った
たっつん
たこ焼きを指差し
500円を差し出す
定員は顔を上げて言った
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
時が止まった気がした
じゃぱぱだったから
髪色も瞳の色も
特徴的な声も
同じだった
たっつん
適当に返事をして
たこ焼きを受け取った
その背後で声がする
じゃぱぱ
のあ
ゆあんくん
たっつん
初期組だった
のあさんはメロンソーダとクッキー
ゆあんくんはナナチキを売っている
1歩ずつ彼らに引かれていった
もしかしたら
まだ
求められたりしてるんじゃないか
そう思って
でも彼らは
のあ
ゆあんくん
じゃぱぱ
移動し始めた
たっつん
俺もそれについていった
たっつん
着いた先は平原だった
初期組は着くと同時に 何処かへ走っていった
その方向に目をやると
他のメンバーの姿。
シヴァさん
うり
どぬ
もふ
ヒロ
えと
るな
のあ
なお兄
ゆあんくん
皆はいつも通りワイワイしていた
その場所に交ざりたかった
でも、少し距離をとって
花が咲くのを待った
ヒュー
どーん!!
たっつん
空に色とりどりの花が舞う
俺はそれを必死に目で追った
左側からは歓声が聞こえる
じゃぱぱ
ゆあんくん
なお兄
のあ
うり
シヴァさん
皆は笑顔で
幸せで溢れて見えた
たっつん
俺はどんな顔をしているのだろう
俺は誰にも聞こえないような声で
たっつん
と、呟いて
また、上を見上げた
そして
1つ気がついた
たっつん
珍しい黒色の花火を見て気がついた
でも黄色はなかった
俺はもう何も考えないことにした
今はこの時間を過ごしていたい
この、皆と一緒に
花火を見ていたい
俺の色は無くても
この事実は変わらない
俺は寝転んで
左を向いた
皆は
まだ笑っている
シヴァさん
のあ
えと
ゆあんくん
えと
ゆあんくん
じゃぱぱ
ゆあんくん
えと
もふ
たっつん
悲しいなぁ
辛いなぁ
でも離れたくない
なんなんだろうなぁ
この気持ち
初期組とは大分長いんやけど
忘れてしもてんならしゃあないしな
あはは
指で口角をあげる
いつもみたいに
笑顔で
大声で
突っ込みが出来て
ボケも出来る
そんな俺が
居なくなっても
代わりはいるんやもんな
大声枠ならじゃぱぱとか
突っ込みならもふくんとか
ボケならゆあんくんとか
俺は居っても居らんような 存在やもんな
花火に視線を戻して
目を閉じる
ぐるぐると視界が廻る
ふわふわと浮いている感覚
目を開けても何もない
昔の俺そっくりだ
俺はからぴちに入る前の
記憶がない
気がついたらじゃぱぱの家で 編集をしていた
じゃぱぱとの関係も分からない
じゃぱぱがよく発狂していたのは 覚えている
じゃぱぱの家には
じゃぱぱの妹2人の遺影があった
2人は若くして亡くなっていた
じゃぱぱに命を渡したらしい
じゃぱぱはそれを悔いていた
じゃぱぱ
じゃぱぱは暴走しているとき よく言っていた
記憶は無いらしいけど
それを言うたびに
俺はじゃぱぱを叱った
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
そんなことを繰り返し言った
そんなことを言える立場や無いのに
皆の記憶には残っとるんやろか
昔のことが
俺だけなんかな
覚えとらんのは
俺はどこで働いていたのかも 覚えていなかった
じゃぱぱの家で
初めてスマホに電話が届いた
スマホの名前には
上司と書かれていて
電話に出るとこう言われた
上司
上司
上司
上司
声的に嬉しそうだった
上司
上司
上司
そこで電話は切れた
LINEには
高級焼き肉のギフトが届いていて
お礼のLINEをしてこの件は終わった
俺は覚えていなかったことが 申し訳なくて
焼き肉はじゃぱぱに上げた
食う気になれなかった
じゃぱぱは時々
俺のことを
tatsuya1025と呼ぶ
俺のマイクラのIDだ
俺はじゃぱぱとの出会いも 覚えていない
俺はじゃぱぱとマイクラで出会ったのかもしれない
でも確認できるはずもなく
時間だけが流れた
しばらくたってから
配信でじゃぱぱが言っていることを 聞いた
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
その言葉を聞いても
なにも思い出せない俺に
腹が立って
俺はこの記憶を
捨てた
はずだった
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
お友達…?
コメント
11件
いやーもとの仲が良いからぴちに戻って欲しいですなー! 塾7時間!?やばいっすね😅
めちゃくちゃ話が良かった……!! 塾7時間!?往復1時間とか!? お疲れ様……俺だったら多分ノイローゼとかになっとるわww 無理して書かないでね! 自分の体最優先ね?!ゆっくりでいいから待ってる〜!
話作るのが上手すぎます😭😭😭