類
第二話
司
「"何回目の今日"だろう……」
類
はぁっ、はぁっ……
類
今何時、!?
八時半
類
やっば、遅刻じゃん!
僕はよく遅刻をする。
「夜遅くまで機械いじってるからでしょ/だろ……」って寧々と司くんに言われる。
類
これで、"何回目の今日"だろう……
類
…………
類
……支度、しなきゃ……
きっかけは不意の出来事だった。
司
お、類!もう一時間目終わったぞ?
司
また寝坊か?
そう言って君は無邪気に笑った。
その笑顔が太陽のように眩しくて、一瞬で君の虜になった。
それから、今まで気にもかけなかった君の行動全てが愛おしかった
司
類!いつまで機械いじってるんだ!!
司
大量の眠眠打破とエナドリ……
司
これで何徹目だ!?
類
う"っ……((5徹目
司
もうそろそろ寝ろ!!!
僕を叱る司くんも
司
今日のショーも大成功だったな!
えむ
うん!今日も楽しかったねーっ!
寧々
今日の、いつもよりハードだった……
類
けど、大分体力も付いてきたんじゃないかい?
司
成長しているぞ!寧々!!
寧々
分かったから……うるさい……
ショーが成功して喜ぶ姿も
可愛くって
全て、僕のものにしたくて……
類
君を…………
監禁した。
司
っ…………
司
もう、ショーは出来ないの、か……
類
司くんを苦しめるつもりも、脅すつもりもない、
類
ここが家だと思えば、簡単でしょ?
類
ほら、僕の目を見て……
司
……?
類
ずっと、僕の目を……
司
………………♡