やばい、やばい 桜君の初めて見る あんな行動に 俺は家へ帰ってから 体の暑さが止まらなかった
布団に飛び込み 枕に顔をうずくめ 足をバタバタし布団を叩いた。 捻挫している足は 痛くない様に気を使いながら。
蘇枋
蘇枋
俺の熱は 収まることもなく 今夜は寝れそうになかった。
蘇枋
蘇枋
蘇枋
諦めたはずなのに 君へ向ける熱意は どんどん膨れ上がり 俺の心臓はドクドクと早く鼓動した
やはり寝れなくて 捻挫している足を 引きずりながら外へ出た。
蘇枋
夜風に当たりながら フラフラ人気のない街を歩き回った。
十亀
十亀
蘇枋
十亀
十亀
蘇枋
十亀
蘇枋
蘇枋
十亀
そこからはニコリと笑って 一言も話さなかった。
そんな沈黙を破ったのは やっぱりこの人だった。
十亀
十亀
にっこりと俺に向かって 笑った。
蘇枋
十亀
蘇枋
十亀
十亀
蘇枋
蘇枋
十亀
十亀
十亀
蘇枋
蘇枋
何を考えているか 分からないこの人の 指を指す方向を見ると
桜
顔を真っ赤にワナワナ震えていた 桜君が立っていた
蘇枋
蘇枋
蘇枋
桜
桜
蘇枋
聞いていた場所によったら、 俺の捻挫の事がバレてしまう。 そのことは避けたい。
桜
十亀
桜
桜
桜
桜
蘇枋
桜
桜
十亀
なんて言う? みたいな顔で 俺の目にじっと視線が送られてきた。
蘇枋
蘇枋
蘇枋
桜
十亀
十亀
桜君の顔の熱は この肌寒い夜には 似合わないものだった。
蘇枋
蘇枋
蘇枋
桜
蘇枋
桜
桜
有無も言わせないと 桜君の腕を引いた。 足の痛さが歩く度に響いた。 けどこの足を犠牲に 君を守れたと思うと
それすらも誇らしいものに感じた。 足が痛む度に無性に嬉しくなる。
十亀
十亀
何に対しての頑張れなのかは 分からないふりして 変な顔した可愛い桜君の 手を引いた。
コメント
3件
良き友人として~のところで少し寂しがっている桜くんもみてみたい..!!好きって言葉に敏感な桜くん可愛いね🫶🫶🫶💕