ん、………
ここ、どこ…?
目を開けると、小さな少年がいた
???
少年は、座って泣いていた
僕が近寄ると、違う人も近寄ってきた
???
???
???
あぁ……そっ、か…………
この少年は、"昔の僕"なんだな…
虐待を受け始めた頃の、僕だ
ずっと泣いて、痛い痛い言って
うるさい、って言われてまた殴られて
それのループだったな
僕はこの光景を見るのが嫌になって、逃げ出した
おらふくん
眠りから覚めると、泣き声が聞こえた
おんりー
おらふくん
かすれた声で名前を呼ばられた
おらふくんは、泣きながら抱きついてきた
なにか悪い夢でも見たのだろうか
そう思いながら、優しく抱きしめて
背中をさすってあげて、落ち着かせた
おんりー
落ち着いて少し、聞いてみた
おらふくん
おんりー
おらふくん
そう、笑ってくれた
おんりー
辺りはすっかり暗くなっていた
おんりー
おんりー
おんりー
おんりーに、そう聞かれた
もう、いいかな
全て話しちゃって
そう思い、僕の過去を全て話した
学校でいじめられていたこと
虐待を受けたこと
女性が怖いこと……
おんりー
おんりーは、全て受け止めてくれた
なにも文句をつけないで聞いてくれた
おらふくん
おらふくん
おんりー
おんりー
おんりーは、そう言いながら近づいた
おんりー
そう、頭を撫でてくれた
おんりー
おんりーは泣いている僕の目を拭ってくれた
おらふくん
おらふくん
寒い日の夜、僕は静かに泣いた___
ずっと見えなかった星が、今見えた
輝いていなかった、あの星
それは側にいてくれる彼のことだろう
何かあったらすぐ来てくれて
慰めてくれる
まるで"スピードスター"だな笑
僕は……
僕は、そんなおんりーに惚れてしまっまたんだな________
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
コメント
2件
第一章、完結した〜!めっちゃ面白かった!第二章楽しみだな〜!
第二章(((o(*゚▽゚*)o)))ワクワク