ひでのことを忘れてしまった次の日
愁斗
ねね
英寿
ん?
愁斗
ここ来て
英寿
なんだなんだ?トコトコ
愁斗
ギュッ,,,(ひでの頬を両手で覆う)
英寿
なにぃ急に
愁斗
ジロジロ,,,,サスサス,,,
愁斗
俺の、大切な人、ひで、
英寿
(言い聞かせて忘れないようにしてるのかな、?)
愁斗
俺の大切な人、ひで、、
英寿
愁斗の大切な人だよ
英寿
俺はひでだよ☺️
愁斗
うんッ!!
愁斗
あのね、お願いがあるの
英寿
なんだ?
愁斗
写真撮ろ?
英寿
2人の?
愁斗
そう!
英寿
いいよ!
英寿
はいっピースっ📷
愁斗
ありがと
愁斗
これをね、現像してきて欲しいの。
英寿
現像すんの?いいよ!してくる!
愁斗
やった!ありがとう!
英寿
コンビニ行ってくるからさ、
英寿
しゅとお家から出ないでよ?
愁斗
出れないから大丈夫!
英寿
そかそかまっててな!
英寿
ガチャッ🚪
愁斗
俺は忘れないための努力、するんだ、
愁斗
ひでだけは忘れたくないの。
英寿
ガチャッ,,,
英寿
ただいま!
愁斗
あっ!おかえり!
愁斗
紙にね、その写真貼って欲しいの
英寿
はいよっ!いよいよっ!
英寿
はいっどぞ!
愁斗
ありがと!次はペン!
英寿
おいパシッてんのか?☺️☺️
愁斗
違うもん!☺️☺️
英寿
はいっ!
愁斗
ありがとう
真っ白な紙に貼り付けた2人の写真
そこに愁斗が書き留めた言葉は、、
愁斗
お
愁斗
れ
愁斗
の
愁斗
た
愁斗
い
愁斗
せ
愁斗
つ
愁斗
な
愁斗
人
ひ
で
愁斗
できたっ!
英寿
しゅーと、おまえ,,.,
愁斗
へへへっ
愁斗
これをね、貼っておくの!お部屋に!
英寿
おっけ!
英寿
貼っとくね!
愁斗
ありがとう!
こうして努力を重ねた愁斗だが、、
数日後
英寿
ガチャッ,,,
英寿
しゅーとっ
英寿
風呂入るぞ
愁斗
コクッ,,,コクッ,,,(ソファで寝る)
英寿
寝てるじゃん、笑
英寿
ベットに連れてくか
持ち上げようとした時
愁斗
パチッ,,,
愁斗
だ、だれッ!!
英寿
えっしゅーと、
愁斗
やめてっ!
英寿
ごめんごめん、
英寿
しゅーと俺ひでだよ
愁斗
ちがう!
英寿
俺ひでだって。
愁斗
・・・。
愁斗
ジロッ,,,(壁に貼った写真を見る)
愁斗
ハッ,,,
愁斗
ひで、、(ギューーーッ)
愁斗
ごめん、
英寿
大丈夫、大丈夫
英寿
また思い出してくれてありがとうね☺️
またある日も
英寿
カチャ,,,,カチャ,,,,(皿洗い)
愁斗
ボーーッ,,,(外見てる)
愁斗
あのー、すみません、
英寿
・・??
愁斗
お兄さんすみません、
英寿
ど、うした、?
愁斗
お外に見えるあの木、すごく大きくて綺麗な木ですね
英寿
え、?
英寿
あ、あれは
英寿
桜の木なんですよ、
愁斗
桜の木!
愁斗
僕大好きなんです、桜の木
愁斗
大切な人とたくさん見に行ってて
英寿
ウルウル,,,,
英寿
そう、だったんですね、
愁斗
はいっ
愁斗
大切な人と桜を見に行くのが僕の生きがいなんです
英寿
さくら素敵ですよね、ポロポロ,,,
英寿
大切な人の、お名前は、、、?
愁斗
お名前、、
愁斗
大切な人です☺️
愁斗
僕のことよく分かってるんですよ、
愁斗
年上なんですけど、住んでるところ近くて幼馴染みたいな感じで
愁斗
大好きなんですよね。
英寿
相当大切な人なんですね、☺️
愁斗
はい!すごく大切なんです!
・
・
・
英寿
しゅーと、
愁斗
キョロッ,,,.
愁斗
ジーーーッ,,,
英寿
俺、
英寿
俺が
英寿
ひで
愁斗
ひで
英寿
だよ
愁斗
ひで、、
愁斗
ごめん、、
英寿
ううん、
愁斗
またごめん。。
英寿
大丈夫大丈夫。
英寿
思い出してくれて
英寿
分かんなくなっても俺が大切だって教えてくれてありがとう☺️
思い出してくれるだけ
ありがたいことに
気付くのが遅かったな。
もっと愁斗の存在に
感謝しとくべきだったな。
何やってんだろ、俺。
次回,,,
一気に時間飛びます。