僕の名前はハス
蓮の花言葉知ってるかい? 「清らかな心」 「休養」 「雄弁」 離れゆく愛…
ハス
ハス
能力が優れてただけ。
ハス
ハス
ハス
物心ついて容姿が少し女っぽいの 僕を父親は気に入らないらしく
妹を俺として育てるために 会わせなかったんだよ。
ハス
ハス
ハス
子役活動をしてた時
ハス
家の事情もあり
ハス
ハス
仕事は減った
単純に男らしくないこの顔。 俳優としては絶望的だと マネージャーに言われた。
ハス
父親に報告したある日
妹が帰ってきた。
ハスの父親
芸能界に興味ないか?
はぁ…
本当にこの人(父親)はろくでもねぇ。 自分の立場のために子供を利用する
くそみてぇだ。 腹が立つ…
ハスの妹
兄さんがいいなら(ニコッ
正直びっくりした。 もしかして俺を守ってくれたのか?
一目惚れ? わかんない…でも…
ハス
愛おしい…
ハス
俺だけを守って
俺だけを想ってくれ。
この時に初めて妹を愛おしいと感じた。 守りたいもの。守られるもの。 生きる実感がでた。
でも、妹はただ単に 九井一という男の商売を引退するために 俺を利用した。
許せなかった。 何故そんなことするの? 悪い子だね… でも、悪いのはその男だよね。
でも、これから陰ながら 君は僕だけのもの… 愛してる… 愛してる
ハス
ハス
近づかないように警告
ハス
僕と同じぐらいに心の支えにしてる 母親を殺すこと。
ハス
彼女は僕のもの…
ハス
もう死んでしまう。
ハス
だから、体弱いフリをして
病院にお見舞いに来てもらってるんだ。
ハス
ハス
ハス
稀咲鉄太という男。
ハス
消そうかと悩んだが
ハス
ハス
ハス
できたらしい…
ハス
ハス
どうしていつも君は見てくれないんだ?
君は少し男っぽくなったことを薄々は 気づいていたが、多重人格なんて 知らなかった…
今日君が僕の最期のお見舞いに来たとき 彼らは多重人格を知っているのか?
ハス
手紙を読んだ
ハス
ほぼ僕のこと
一つを除いてね。 それは彼女が住んでいる家を○○に譲ると言うもの。
ハス
ハス
こう言った。
○○(彼女の周りすべての人間)全て潰せ
ハス
ハス
君だけなんだから。